100個
1301「辞めてください…もう、辞めてくださいよ!!……喧嘩なんて、何も生まないじゃないですか…。ただただやられた側が、やった側に憎しみを抱(いだ)くだけであって、その繰り返しだ!!
今までの犠牲(ぎせい)の数…それだけ憎しみが生まれてる。
何処かで辞めなければ…そしてそれが今じゃなければ!また誰かが死ぬんだよ!!!
そしてまた…次も…その次もその次も!!繰り返すのか??
どうなんだって聞いてんだよ!!」涙
1302「なんで…言ってくれないんですか!!なんで一人で溜め込んじゃうんですかぁ!!
私だって…私だって、貴方の力になりたいって思ってるんです!
もっと頼って欲しいんです!!
……なのに、なのに…。貴方は私のことを見てもくれない……。
私は、どうすれば良いんですか!」涙
1303「気にしないで下さい。私が悪いんです。私が…身の程知らずに自分以外がいる日常を望んでしまったから…。
平気です!私は平気ですから!だから…貴方は、自分の日常に、帰ってください。」涙
1304「"死にたいなんて言うなよ。皆がついてるから。"そんな言葉は、きっと僕達みたいな他人行儀な外野からの厚かましいエゴでしかなくて…。
実際僕達は、きっと自分が可愛いんだ。…自分が生きていることが出来れば、それで良い…。
テレビの中のニュースキャスターは、毎日人が死んだニュースを読み上げる。そしてそれをただ毎日傍観しているのと同じで、僕達は目の前の同じ空間を生きた人間の苦しみさえも、悲しみさえも、死さえも…!ただ傍観していた…。
ねぇ…質問、してもいいかな。"命"って、なんですか。」涙
1305バケモノ「"バケモノ"それがボクに付けられた名前なら、ボクは独りでいる事しか出来ないのだろう。
"バケモノ"それがボクに与えられた一生なら、そこを死ぬその時まで生きるしかないのだろう。
"バケモノ"それはいけない事ですか?
"バケモノ"それは、何ですか?」
涙
1306老人「余命数日…ああ、もうそんなになるのかい。…いや、もう私は死ぬのか。と正直今もまだ信じられなくてね。
…大丈夫。まだ私は生きているんだ。いくつになっても、今日が一番新しい日だからね。」涙
1307どうせなら。「ん?…ああ。悩みが無い訳じゃないよ。辛い事、悲しい事沢山ある。
でもさ、笑った方が楽しいから。笑ってた方が少しでも幸せだから。
だから、どうけやるなら、どうせ生きるなら楽しいフリをしていたい。
僕はそう思うんだ。」涙
1308二人ブランコ「ああ…昨日まで隣のブランコ漕いでた君は、何処にいったんだろう?
何回やっても何回漕いでも君はいつも一等賞。一番高く早く漕いだのはいつも君。
……いつも二等賞の私が今はいつでも一等賞。
…二人ぼっちのブランコ遊び…。
……"君が居なきゃ私は独り。"」涙
1309「笑顔…その裏には何があるの?……ずっと信じてきた。でも、君の笑顔の裏には、いつも苦(く)と涙があったんだ……!
なんで…。なんで言ってくれなかったんだよ…。
笑顔に隠して…そのまま居なくなるなんて…そんなのズルいよ…。」涙
1310「痛くなんか無いよ。
だって、君が側に居てくれるから。何にも…痛くない。
でも、どんなに自分が無傷でも、幸せでも…君が側に居てくれなきゃ、心(ここ)が痛いから。
……だから、ずっと側に居てね。約束。」涙
※書いた時の想像シチュエーション:私を守るために、傷を負った彼は、"全然平気だ"という。
彼にとっては、"私が居ない。"その状況が一番痛いのだ。涙
1311「お兄ちゃーん。はい、これ。忘れ物。
もう。お兄ちゃんったらドジなんだから。お弁当くらい持っていってよね。
追いかけてくるの大変なんだから。」弟妹
1312「兄ちゃーん。野球しよ。この前は負けちゃったけど、今日は絶対負けないからねー!!」弟妹
1313「お兄ちゃん!もう。何回言ったら分かるの?唐揚げの皮だけ残すの辞めてってば!次皮だけ残したら…私もう唐揚げ作ってあげないからね!」弟妹
1314「姉ちゃんのバーカ!ぜーったい姉ちゃんの言うことなんか聞いてやんないもんねー!!」弟妹
1315「ちょっとお兄ちゃん!私…もう子供じゃないんだから!いつまで子供扱いしないでよね!」弟妹
1316「僕はずっと、兄貴の弟として生きてきたけど、僕は、僕として、生きてみたいんだ!」弟妹
1317「お兄ちゃんの意地悪…。せっかく、お兄ちゃんのために頑張って作ったのに…。
いいもん。1人で食べるもん…。」弟妹
1318「お兄ちゃん。どこ行くの?
あー!さては!また女遊びだなー!?むー…ダーメ!今日は私と遊ぶの!」弟妹
1319「お姉ちゃんー…彼氏とばかり遊んでないでさ…僕の事も…たまには構ってくれても…良いんじゃない?」弟妹
1320「ちぇ…そんなに彼氏とのデートが大切かよ…。あー…うっせぇ!たまには弟の俺も構えって言ってんの!」弟妹
1321「私、お兄ちゃんが大好き。…なのに、どうして私とお兄ちゃんは結婚できないの?どうしてあの女と結婚するの…?
分からないよ…。分からないよ…!お兄ちゃんとずっと一緒にいたのは、私なのに。」弟妹
1322「ふふ~ん。今日も私の勝ち~♪私、お姉ちゃんより、うーんと早起きなんだから!」弟妹
1323「お兄ちゃん…○○(一人称)怖いの。いつか、お兄ちゃんが居なくなっちゃうんじゃないかって…ねぇ、お兄ちゃんは、居なくならないよね…?
ずっとずっと○○の側にいるよね…?」弟妹
1324「兄さん?もう…こんなとこで寝てたら風邪引くよ?
しょうがないなぁ…ほら、毛布。風邪引かないようにね?」弟妹
1325「だぁーまぁーれぇ!プリンったらプリンっ!今買ってくるのー!うー…元はといえば…お兄ちゃんが私のプリン食べちゃうからいけないんだもん!
はぁーやぁーくぅー!早く買ってきてー!」弟妹
1326「ちょっとお兄ちゃん!?妹がお風呂入ってるとこに入ってくるなんて…!この馬鹿!シスコン!ド変態!!」弟妹
1327「おにいっ!!私のはなちゃん、どこやったの…?
ちがうー!お花じゃないもんっ!茶色くって、ふわふわで、赤いリボン着けてる私のクマさんー!どこやったのー!」弟妹
1328赤ちゃんのお世話「もう!お兄ちゃん!何泣かせてんの。も~…よちよち~怖いお兄ちゃんが何かしちゃったのね~?怖かったねぇ~。
ふふん♪お兄ちゃんはまだまだなんだからぁ♪」弟妹
1329「お姉ちゃん。もう、大丈夫だよ。
お姉ちゃんを虐(いじ)める奴は、みんな僕が退治したから。
ケガ?全然大丈夫だよっ!姉ちゃんのためなら、僕は大丈夫だから!心配しないで!」弟妹
1330失明した目で兄の屍を見つめる「お兄さま…?そこにいるんですか?…お兄さま。…泣いてるんですか?……遠くにいるのですか?…お兄さまに、触れる事が出来ません。……お兄さま…。
大丈夫です。大丈夫ですから。私、もうすぐお兄さまに、触れますから…。
待って…待ってください!!!
お兄さま…居なくなってしまうなんて、ズルいですよ…。」弟妹
1331迷惑「……?なんで死んだの?これが僕の為だとでも思ったの?
…なんでさ。なんでさ!!なんで、なんでなのさ!!!
っ……散々、君には迷惑かけないからとか…私は平気だとか言っときながらさ、……こういうのが…一番"迷惑"なんだよ……!」涙
1332執事「おや、姫様。雨降るこの夜に…こんな所へおいでとは。
濡れてしまいますよ。
……そうですね。今宵は満月だったというのに…お目にかかれず残念ですね。
…泣いて…いるのですか?
……ただの雨ですか。…承知致しました。……姫様。私は貴方を愛しく思います。
……いいえ。何にも言っていませんよ。ただの雨音でしょう。
……さ、もうお部屋へお戻り下さい。風邪を召されては大変ですので。」
1333涙(梅雨の紫陽花の移り気を。)「梅雨……なんで梅雨は私から全てを奪ったのですか。
…どうして私の周りから、全てを消し去ったのですか…?
……梅雨はジメジメしていて嫌いです…。
葉の上に蹲(うずくま)る蝸牛(かたつむり)も…田畑で鳴く蛙(カエル)も…毎日降り注ぐ雨も…!!
何もかも…!私には不幸でしか無いのだから…。消えて…消えて…消えて消えて…もういい加減にしてよ!!
………嗚呼(ああ)…こんなに苦しいのに、紫陽花はいつだって私を見下すのね……本当に…憎らしい。…早く枯れて、その頭(こうべ)を垂(た)らせば…少しは好きになれるかもしれないのに。」
1334涙「……騎士様…?コレは…夢でしょうか。死に行こうとする私の身体は今、騎士様に包まれています。
…ああ…騎士様…壊れかけている私の耳ではもう…騎士様のお声が聞こえ無い様です。
騎士様の温もりも、透き通る瞳の光も、その鼓動も…何もかもが私には掠(かす)れて見えてしまいます…。
…でも、騎士様…私は、死ぬ間際に貴方に抱かれる夢を見るだなんて……これ以上にない幸せ者ですね…。」
1335罵倒「おいこら雌豚。お前、何他の男みてんの?何目移りしてんの?
あ?いい匂いがした?
あーそうかそうか。…このいやらしい雌豚は、お仕置きされてぇみたいだな」
1336戦士「っあああっ、ああ!!
隊長!!なぁ、聞いてんのかよ!!
……俺、アンタが言ってた通り、此処で死ぬみてぇだわ!!
……弱音を吐いて、訓練もろくに出来ねぇようなガキは、この戦場では生き残れねぇ!!全くその通りだ!!
そのクソガキから!!最後に頼みがある!!……母ちゃんに、アイツは死んだって、ちゃんと伝えてやってくれ…!!
っああ!!畜生…!!最後くらい、俺ごとテメェも殺してやるよ!!俺の命、タダで落とせると思うなよっ!!クソガキはクソガキなりに、ちっちぇ脳ミソで、色々考えてんだよ!!
クソガキ舐めんな!!」
1337悪魔「なんだお前は、人間の癖に"コレ"に色気も感じぬとは…。
人間の男(女)は皆、こういうのが好きだと聞いたが故に…悪魔であるこの私が、この様に寒苦しい格好をしてやったというのに…。
お前はそんな鼻からトマトジュースなどという馬鹿げた芸をしおって…。
もういい。飯だ飯。上手い飯を食わせろ。」
1338悪魔「…これは契約だ。お前は、一生涯かけて、私を愛し続けなければならない。
…私を一途に想い…年老いても…死がお前を迎え入るまで…。
例え!人間共がお前を退けようとも!!
チュ…………ん…う……うぅ…。本当に、私の様な悪魔で良いのカァ…?
私は、人間にはなれない!お前は一生涯、悪魔と共に生(せい)を燃やし、死ぬときは独りで死に行かねばならんのだぞ!!
………馬鹿…"愛してる"という言葉は、人間同士で言うモノだぞ……。
……フッ…。とは言え私も、お前が居なければ詰まらない。お前の命の尽きるまで、どんなに暴力を振るわれようが、どんなに悪態をつかれようと、お前と共に…歩んで行くことを…此処に誓う。」
1339擬人化(ショートケーキ)「ん?なぁに見てんの?あ、さては苺だけ取って食べるつもりだなぁ~?
ダーメッ。ちゃんとケーキ食べて、最後のお楽しみに苺を食べるっ!それが鉄則でしょう?
アッ!!あ~…!苺取ったー!!ちゃんとケーキも食べなさぁあい!」
1340お嬢様「ねぇ~。貴方も来てみなさいよ~。すごく良い風だと思わない?
(クンクン)あーー…はむっ!うんっ!空気も美味しいしっ!
たまには、こうやって山へ来てみるのも、楽しいモノね。
ん?ぷふっ…(笑)何その顔(笑)泥だらけじゃないの。
……もう、仕方無いんだから。
ほら。拭いてあげるから、じっとしてなさい?」
1341悪党「ふぅん?アンタ、アタシら○○(例:熊虎)に、喧嘩吹っ掛けてくるなんざ…いい度胸だねぇ?命が惜しくは無いのかい。
あ?聞こえ無いねぇ!!
アタシは、命が惜しくは無いのかって聞いてんだ。アンタの質問なんざ聞いちゃいねぇんだ。
早く答えな。命が惜しくは無いのかい。」
1342語り手"自分とは"「貴方は、自分が誰だか分かっていますか?
ああ、(笑)スミマセン。急な問いかけに戸惑ってしまいますよね。
まぁ、それもそうですよね?
"自分は誰か"なんて、"自分は自分以外の誰でもない。"だとか、"それ以下でもそれ以上でもない"とか答える他にありませんからね。
…しかし、私はもう一度だけ 貴方に問わせて頂くとしましょう。
貴方は、自分が誰だか分かっていますか?
例えば、何か…普段とは違う行動を起こそうとした際。"自分らしく無いな"などと…一端その行動をするか否(いな)かを問う事はありませんか?
……それでは、そもそも"自分らしさ"とは?"自分"は"自分で無い"のなら何なのだろうか?と…そう考えてしまいますよね。
それならば"自分"は誰なのだと…やはりこの問いに辿(たど)り着く事となるのです。
……さて、私が一体"何を言いたいのか"その問いに私は…"別に何も。"とお答えしましょう。
…そう。この問いかけに、意味など存在しませんから。
……ただ、覚えていて欲しいのです。……何か行動する際…"自分らしさ"を気にする事など無いのです。
だって、"自分"は、"自分"なのですから。」
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