1801~1900


100個


1801おとぎ話(悪どい乙姫)「あら?ちょっと失礼じゃなくって??

私は、ただ家族や仲間の漁師達の事も考えず、竜宮城でグズグズと遊び腐っている浦島太郎へ、玉手箱を渡しただけよ?

まったく、きちんと"何があっても決して玉手箱を開けてはいけませんよ"と忠告していたにも関わらず、こうも簡単に開けてしまうなんて…やっぱりろくな人間では無かったのよ。

それなのに、私が悪どいってぇ?冗談じゃないわよ。

愚図(ぐす)で自分勝手で傲慢(ごうまん)な人間が悪いのよ!」



1802学校(夕方の教室:ばいばい。綺麗事くん)「ん?ああ。君かぁ。

何で戻ってきたのさ?綺麗事くん。

…"嫌な予感がした"ねぇ…ふーん。

出来れば君だけにはこんなとこ、見られたく無かったのに。

僕…決めてたんだよねぇ。

大嫌いな奴には僕の弱いとこは絶対晒(さら)さないって。

そして、僕は君みたいな綺麗事しか言えない綺麗事くんが大嫌いなんだよね!!

それなのに、君ときたら…人の見られたく無い所までズケズケと土足で踏みいってくるんだから。

……謝罪なんか要らないんだよ。

僕はお前に消えて欲しいの!!

………分かった?分かったなら早く出ていってよ。

……"また明日"…ねぇ。

……僕、明日にはもう居ないけど。ばいばい。綺麗事くん。」



1803能力者(占い師)「あら、いらっしゃい。

おかしいわね。今日は男性のお客様のいらっしゃる予定は無かったのだけれど。

…あぁ。いえ。お気になさらず。水晶は気まぐれですから。たまには占いでは導けない事だってあります。

ところで、今日はどんなご用事で?

…そう。死期占い…ね。

言っておきますが…死期占いは、貴方が貴方自身の死期を知り、死期に影響を及ぼす以前の死期であり…死期を知ってしまったら最後、死期は変わってしまいます。

…あら、疑わしい目をなさるのね?

死期の変化を承知の上でなら、貴方の死期、私が占って差し上げます。

…………水晶さん?私に、彼の死期を…命の尽きるその時を…見せてちょうだい。

………はぁ…。そうね。何かがあるだろうとは思っていたけれど……貴方の死期は…今日…1時間後よ。」



1804戦士「俺は、一度守ると決めたら意地でも守り通すんだよ。

危ないとか…もういいからとか…そんなお前の言葉なんざ知らねぇ。俺がただ守りたいから、黙って守られてろ馬鹿!!」



1805戦士「俺は、16で出征してから今の今まで、お国のために国民のためにーって、そーやって銃弾打ってきた。

俺のこの手も、身体も今までこの世から追い出した奴等の血で汚れてるって訳。

……だから、誰かが死ななきゃなら俺が死ぬ。

この命、戦力となるために捧げれるのなら、兵士としてこんなに幸せな事って無いじゃないか。」



1806学校(優等生な僕がイイ?)「周りの大人達の褒め言葉なんてもう飽きた。

どうせそれは心の底から出た言葉なんかじゃないし、それは僕に"優等生"で居続けて欲しいがための言葉なんだ。

…僕はずっと騙されてた。

何もかも他人の言葉のまま受け入れて…馬鹿みたいだよな。

…………いいよ。

これからも、僕は"優等生"で居続ける。

だから…僕から目を背けるのは、もう辞めてよ。」



1807恋愛「うっせぇ!理由とか、理屈とか、そんなの関係ねぇんだよ。

俺が好きだと思ったら、それが恋の始まりなんだから!!」



1808悪役「…ねぇ?もう…気づいたでしょ?

裏切ったって?冗談じゃないわよ。私は、最初から貴方なんかの味方じゃないわよ。

この際だからさぁ、貴方が信じて信じて信じて信じきってきたこの私が、この手で、貴方を殺してあげようか??」



1809狂気「なんで…?ねぇなんでよ。

私はこんなに尽くしているのに…?なんで他の女になんか負けるの??

だって、だってだってこんなの変じゃない!!

私は何も悪くない!!

………ねぇ…もう辞めてよ…そんな言葉聞きたくない。

ねぇ!!いつもみたいに、好きって言って!?抱き締めてよ!!

…妄想…?違う…違う!!

これは妄想なんかじゃない!!

私と、君の…大切な思い出。そうでしょ??」



1810涙~死ぬ間際~「何億…何兆年輝いてきた星にだって、いつか寿命はくる。

当然俺等人間にもな!

…で、今日が俺の寿命って訳。

こればっかりは、抗えないんだよ。

…なぁ、嫌じゃなければで良いんだけど、手を握って…死ぬまで側にいて欲しい。

…ほら、やっぱ、こういうの…怖くてさ。

……さっきから震えが止まんないんだよね!

…ありがと。ごめんな。

最後の最期まで…側にいてくれて、嬉しいよ。」



1811冷血「赤信号ってさ。いつでも、急に現れると思うの。

誰だって、青信号を見ればアクセルを踏み…ペダルを踏み出し…そして歩み出すでしょ?

赤信号は、人の歩みを止めさせる。

逆らえば危険に脅かされる事になると皆が分かっているからだ。

……でも、なぜ守る必要がある?

誰がナイフや拳銃を持っているかも分からない今の世の中、青信号なんてものは存在しない。

いつだって危険の中に立たされている事を自覚しなければいけない。

自覚が足りないから殺られるんだよ。

殺られた奴が馬鹿なんだよ。

……もう分かったか?

馬鹿にする同情なんか、無意味なんだよ。」



1812擬人化(捨て犬)「僕は犬。捨てられた犬。

僕はブリーダーさんのお家に生まれました。

だけど、売れ残ってしまった僕はある日、道端に捨てられた。

僕のお尻には10円ハゲがあってね。

毛はまだらで、茶色いんだ。

道を行く人は皆、僕を横目に見て歩く。

それで、ある晴れた日にね?僕は黄色い花と出会ったんだ。

人に踏まれたその花は、それでもニッコリ笑ってて、今まで僕、生まれてくるんじゃ無かったって思ってたけど、

でもね、でもね。僕は生まれたから此所にいて、生まれたから黄色い花と出会えたから。

だから、お母さん、お父さん。僕を生んでくれて、ありがとう!!」              



1813狂気「私は、貴方の事を愛してる。誰よりも…どんな奴よりも!!

……ねぇ…私は、もう貴方無しには生きられないのよ…?

もっと、もっと貴方に酔いしれたい。もっと…貴方に溺れていたいの。

……お互いに、お互いを縛って…他の誰とも関わらせない。それでいい。そうじゃなきゃ…壊れちゃうよ。」



1814狂気「そんなにコレが駄目な事ならぁ、力ずくで辞めさせればいいじゃん?

それなのにさぁ、なんで君はそうやって震えてるのぉ?

っふふ。もしかしてお姉さん…僕の事、怖い?(笑)」



1815狂気「っへへぇ…(笑)

だってぇ、もう辞められないよォ。

もう僕…知っちゃったんだもの。

人を傷つける事の快楽をさぁ。

知っちゃったんだものぉ!!

んふ、んふふふ(笑)

ほらまた1つ。僕の玩具の出来上がり♪」



1816小説家「真っ白な原稿用紙…床に散らばった書きかけの原稿。

"期待"それには答えなくちゃいけないのか?

自分の作品なのに、自分は書いちゃいけないのか?

僕の名前なのに、それはもうありのままの僕では名乗れない…僕じゃない誰かの名前になっていた。

……いっそのこと、僕は自分とただ大切な人のみの知る小説を書く名も無き小説書きで、良かったのではないかと…そう思ってしまう。」



1817恋愛「…バカ。俺は良い人じゃねぇよ。優しくも無ければ、強くも無い。

…ただ、お前に好かれたくてこうしてるだけなんだから。

…本当の俺は、意地汚くて…弱虫で…自分の気持ちとか、そういうの何一つ言えない。その癖、お前に他の男がくっつくと、影でコソコソ嫉妬してる…。

俺…お前が欲しい。だって、好きだから…。

もう、他の男に笑うお前なんか、見れないんだよ。」



1818戦士(ボスのために)「ボスッ!っへへ。そりゃあ、助けにだって来ますよ。

だって私ッ…い、イヤ。僕!

僕は、ボスの子分ですからっ!

だから、ボスが危なかったら、ちゃんと助けに来ます!!

だから、信じてください。大丈夫ですから!」

戦いに慣れていない子がそれでも頑張ってボスを助けに来たイメージ


 

1819怒り「……膨大(ぼうだい)な額の税金の取り立て…国家の為と偽(いつわ)って無駄に消えていく何億何兆円の金…女を抱いて遊び腐る政治家共。

政治家はこれだから嫌いなんだ…!

民を見ずして何が政治か!!

政治家と仮にも名乗るのなら、まずは民を見よ、この国を見よ!!

さすれば苦しむ人々の声が聞こえよう。

この声を聞けば!!この腐った世界を…少しでも、変えられるはずだ。

政治家って、それだけの力をちゃんと持ってるんだから…!」




1820冷血「君は、今日出来なかった事は、また明日出来れば良いさって言うけど…もしも…明日この世が消えるって言ったら??

…いやさ、いるんだよね。いつまでも自分が存在し続けるモノだって勘違いしているやつ。

永遠に存在し続ける事なんか、無理なのにさ。

……だから、今日やりたい事は今日やっておくこと。そうじゃなきゃ…出来なくなったとしても悔やむ資格なんか無いんだから。」



1821冷血「なんとなく生きて、

なんとなく死んで。

そしてなんとなく

崩れていく世界を

ただ呆然と眺めているの。

この世界は、貴方みたいに何も知らない人ばかり。

本当に汚い所なんか知らずにただのうのうと生きて、死んでいくんだから。

楽な人生で、良かったね。」



1822悪役「ふーん。良いじゃない。

君は、この吐き気がするくらい綺麗な世界を…煩いくらいの蝉の声を…これからも守っていきたいって訳だ?

じゃあ、止めてみな。

この世界を壊したくて立ち上がった人々を…生物を。君のその手で止めてみてよ(笑)」



1823涙「なんで泣いてるんだろ?

なんで、このままで良いなんて

思えてしまうんだろ?

ほら、また

何も伝えられないまま。

僕はただ時間を貪っているだけ。」



1824恋愛(可愛い系男子)「ねぇ?俺の事好き?

へへっ(笑)俺も、○○ちゃん(君)が好きっ。

……なんか、照れちゃうね。こういう事言うの。

俺さ、もっと○○ちゃん(君)に近づきたいな。

もっと○○ちゃん(君)を、俺に夢中にさせたいし…もっと、独占したい。

………うう…(照)なんか、やっぱ恥ずかしいや。」



1825ボス「あーあ。お前…本当、役立たずだな。 

1人じゃ偵察すらまともに出来ねぇのか?

駄目だ。もうお前に時間はやれねぇ。

ホラ。何してんだ。この俺が直々に偵察のやり方を教えてやる。着いてこい。」



1826旦那(料理出来る旦那さん)「っああ!何してんのぉ!?

目玉焼き…?

作ってくれてたの??

えっと…ありがとね?でもさ…コゲコゲになっちゃってるし…料理なら、僕がするからさっ。

あっちで遊んでて?ね?」



1827学校「っ…!!好き!?

せ、先輩…何言ってんすか!?

冗談だったら、俺怒りますよ…(苦笑)

ほ、本気!?そ、それってつまり…俺達、つ、付き合っちゃうって事すか!?

え、後輩として…?す、すみません。(涙)」



1828学校「先輩は、俺の事が…好き…嫌い…好き…嫌い…好き!!…!?

好きぃ!?イヤイヤ…そんなわけ!

もう一度。好き…嫌い…好き…嫌い…好き!!っええ!?

は、花占いで、二回も好きって出るなんて…これはもう、間違いなく…先輩は俺の事が好きなんだぁあ!(照)

じ、女子から告らせるとか、それは男としてどうなんだって話だよな!

ここはもう、男として、俺から!!

!!先輩!?、おつかれさまですぅう!!」



1829涙「本当は分かっていた筈(はず)なのに、良い事なんか無いって、ちゃんと分かってた筈なのに。

ほんのちょっとの蜜に、誘われてしまったがために…私は潰されてしまう…こんなんじゃ、私はただの哀れな蜂(はち)だ…」



1830涙「よぉ。お訪ねモノは見つかったかよぉ?

フン…諦めずに探してればいつかは何か見つかるってぇ?

馬鹿みてぇだな。

何か見つかる。諦めなければ。…そんなモノは嘘っぱちだ。

俺はな、いつもこうやって"もういいかい"って唱えてた。

だが…肝心(かんじん)の探し物はいつも見つからねぇんだ。

……探したきゃ探せぇ。

そして後悔すれば良い…感じれば良い!

見つかる事を信じて、本当は在りもしない夢を見続ける事の悲しさと…どうしようもない虚しさをな。」



1831冷血(花火)「ねぇ。花火ってさぁ、なんであんなにも儚(はかな)いんだろ?

"皆見て"って。"今僕は輝いてるよ"って…せっかく花を咲かせたのに。一瞬のうちに、輝きを失って、後には灰と焦げ臭い煙が立ち込めているだけ。

はぁ…どうせ消えちゃうなら、最初から生まれなきゃよかったのに。」



1832冷血「君、変な子だね。

俺の事なんか、絶対理解出来っこ無いのにさ。

そうやって分かった気になって、恋愛ごっこしてるんだから。

……当たり前じゃん?アンタの事なんか、ただの遊びなんだよ。」



1833画家「はぁ?タイトル?

……ノータイトル。要らないのよ。無駄に着飾った表面なんか。

どんなに表面を繕っても、中身がなきゃ、それは脱け殻でしょうが。」



1834SP(お前はオレのお姫様なんだから。)「当たり前じゃん。オレがお前を守ってやるよ。

お前が何と言おうが、お前はオレのお姫様なんだから。

だから、うだうだ言ってないでオレについて来い。

いくらお前だろうが、オレの邪魔をする事は許さない。」



1835戦闘「ッフフ。残念だったね。

私、大切なモノを守る為になら壊れれるの。

ほら、一緒に死のうよ。

どうせもう、お互い助からないんだからさぁ!」



1836戦闘「だから言ったでしょ?私達もうお互い助からないって!!

逃げ道なんて、そんな親切なものは初めから用意してないの!!」



1837戦闘「フフフ…そうね。助かる為には、もう狂ってしまうしか無いの。

お互いに、同じだけの力量をぶつける事以外に、もう助かる道は無いのよ。

良かった。貴方に恋をして。

貴方となら、壊れてでも愛し合える気がするの!!」



1838学校「うるせぇ。うるせぇ。うるせぇ。

"大丈夫?"じゃねぇよ。

誰のせいでこうなってると思ってるんだ

全部全部…お前らのせいだよ。

お前らのせいで、今俺はこうやって屋上から真っ逆さまだ。

……いい気味だろう?

お前らが散々消えろ消えろだぁこいてた奴は、今こうやって死ぬんだからよぉ。」



1839悪役「…気持ち悪い友情ですねぇ。

いやね?助け合いだとか、絆だとか。そういう信じ合い的なの、虫酸が走るんですよぉ。

…どうせ、死に際に立てば裏切り合いが始まるんでしょう?

そんな事、分かりきった事なのにぃ、"信じてる"ってぇ…

ブハハハハハハ!!

本当、バーカなんだからぁ!!

なぁに?僕がぁ…君達の絆とやらに負けるとでもぉ?

ンフフフフ…じゃあやってみてくださいよぉ。

僕を相手に戦ってみろよぉ!!

…君達から絆が消えるその瞬間を…この目で見て嘲笑ってやるからさぁあ!!」



1840悪役「アーラ。

そんなに逃げる事無いじゃない?

まだなぁんにもしてないのに。

それともなぁに?

こんなに綺麗なお姉さんの事が

怖いとでも言うつもり?」



1841魔法少女「私、なーんにも良いとこ無いからさ…

今まで、何にもしてこなかったし、平凡だった。

そんな自分に満足してた。

でも、魔法のステッキを見つけて、不思議な事、沢山起きてさ…私でも、出来ることがあるならって…

ねぇ?本当に私で良いのかなぁ?

私なんかでも、役に立てるのかなぁ?

…そっか。そうだよね。

私は、私らしく、元気でなくっちゃ。

うん!そうだよね!魔法少女○○!今宵(こよい)も魔物達と戦います!!」



1842鬼「私が、愚かだったよ。

人と笑い合う事が出来る…共に暮らす事が出来るなどと…

叶うはずも無い夢を見ていた私が愚かだったのだ。

…黙れ!村人達は私を受け入れてはくれなかった。

女(おんな)子供(こども)は身を隠し、男共は槍(やり)や猟銃(りょうじゅう)を持ち出した…!!

既(すで)に、私は悟(さと)ったのだ。

私の角(つの)や牙(きば)が、人にとって、どれ程恐ろしいモノであるか。

…もういい。もういいんだ。

もう…私に叶わぬ夢を見せるのは、辞めてくれ。」



1843メイド「所詮、私は仕(つか)える身ですから。

坊っちゃまの身近にいて、お世話をする。遊んだり、笑ったり。それも…所詮、お仕事なんですよ。

…坊っちゃま?坊っちゃまには、婚約者がいます。

その婚約者様に、不要だと…そう言われてしまった以上、私の解任は免(まぬが)れないんですよ。

…そろそろ行かなくては。

坊っちゃま…今まで、ありがとうございました。

…一人の女として、私は、坊っちゃまの事を……好きになっていたのかもしれません。」



1844狂気「はぁ…何で君はこんなにも美しいんだ…。

もう僕は、狂ってしまいそうですよ。

んふふ…全部君が悪いんですよ?

君が、僕の心を惑わせるからぁ…。

ねぇ。良いじゃないですかぁ。

君には、僕のモノになるという道しか残されていないんですよ。

寄ってくる蝿(はえ)は叩き潰しました。

もう君を狙う蝿はいません。

…何でそんな顔をするんです?

フフフ、あぁ。良いんですよぉ?抗いたいのなら、抗えば良い。

愛する者との追いかけっこは、嫌いではありませんからねぇ。」



1845恋愛「貴方を愛すると

そう決めたから。

"イケナイ事"だとしても

それでもいい。

貴方の事を愛してる」



1846恋愛「朝…"バイバイ"と

メッセージがきてた。

だから?

……だから…なんだろ。

別に、すきだった訳でもない。

好きじゃ…ない。」



1847悪魔「契約は"絶対"だ。

例え何があろうと

交わせばお前を

想っていてやる。

それをそこまで望むなら

悪魔の俺を愛してみろ。」



1848ハロウィン「イタズラ好きの集まる集会所。

今宵はハロウィン。

我○○(仮装したもの)なり。

さて、今宵も家々を訪ねて

キャンディを頂くとしよう。

(コンコン)トリックオアトリート?」



1849おとぎ話「嗚呼 白雪姫?

貴女は馬鹿な女だ。

あまーい果実にまんまと騙されて

今日もその眠りを絶やさない。

ほら、自分の欲するままに

禁断の果実に口づけしろよ。」



1850冷血「命って、

こうも簡単に無くせるんだ。

まるで、そこにキリトリ線が

あるみたいに…

簡単で…そしてくだらない。」



1851冷血「へぇ…変なコ。

見たくない未来なんか。

目を反らしたくなる世界なんか。

見なきゃ良いじゃん。」



1852怒り「結局さ、アンタにとってはさ。

アイツの事なんか

どうだって良かったんだよね。

…冷たいね。

あんなに裏切らないって言ってたのにさ」



1853語り手「宇宙には、数えきれない程の星がある。

星には1つ1つ命が宿っていて…1つ1つには確かな性格がある。

……私達の惑星。私達はこの星を愛さなければならない。

他の星の大気だとか…知的生命体が存在するかだとか…。

そんな事はどうだっていい。

私達は私達が生まれ、そして生きるべきこの星で咲かなければいけないから。」



1854「ばっかみたい。

本当は痛いくせしてさ。

"痛くない"って良い子ちゃんぶって。……痛いなら痛いって言えよ!!

そうやって一人だけ悲劇のヒロイン演じちゃってさぁ!

そういうの、ムカつくんだよ。」


1855恋愛「雨の日、ずぶ濡れの私に君が貸してくれたカッターシャツが

おっきくて、暖かくて

私は幼い頃には感じなかった君への"変な感じ"に包まれた。

そしてなんだか、とても照れ臭くなった。」



1856狂気「っふふ!探したわよぉ?やっと見つけた。

ねぇウサ吉ィ。コイツらどうしようかぁ?

"コロセ!コロセ!"

はしたないわよぉ?せっかく見つけたお友達にコロセだなんて。

"オレがヤる!!オレがヤる!!"

まぁ待ちなさいよ。

コイツらは私の獲物なの。

そうねぇ。どうしようかしら。

八つ裂き?火炙り?ううん?そんなの甘ったるいわよねぇ?

ねぇ。どうされたぁい??

っ………痛い。

"イタイ!!イタイ!!"

痛い!!痛い!!あああ!!!

……ふふっ。ふふふはははは!!

ねぇ ウサ吉ィ…。

コイツら…アタシらの事舐めてるわよねぇ?

"ナメテル!ナメテル!"

……もういいや。もう少し遊んであげようと思っていたけど、

もういっそのこと、殺しちゃおっか♪」



1857「なぁ。いい加減にしろよ。

いつまでもお前の言いなりになってると思うなよ。

おい。目を反らすんじゃねぇ。

目を合わせろ。…俺に夢中なくせに…他の男に寄っていくんじゃねぇ。俺だけを見ろ」



1858「私は、君だけに愛されていればそれでいいの。ねぇ…それなのになんで?何であの子が良いの?

私…あの子に何が劣っているの…?貴方を想うこの気持ちは、絶対誰にも負けない。」



1859「やめろ!やめろ!!

隊長は立派な方だった!

いつだって…私達部下を1人でも多く帰還させる様にと動いていた!

…確かに、いつも無愛想で、私達のミスを許してくれなかったり、訓練の時、無理難題を押し付けてくることだって、あったかもしれない。

だけど、私達の命の事を、誰よりも考えてくれていたのは、あの人だったんだよ!

…あの人は、隊長は!私のせいで死んだんだよ……。

私を守るために…帰還させるために死んだんだよ!!

だから…死体なんかどうだっていいなんて、言わないで…?

一緒に隊長の亡骸を…探しに行こうよ!!

隊長は、どんなに危険な状態でも、遺された家族のために、死んだ兵士の死体は骨一本でも、もって帰ろうとしてた…!

そんな隊長の亡骸は、戦場に置き去りだなんて…あんまりだよ…!」



1860擬人化「ボクは白猫。

白猫はじゃれたりしにゃいのよ♪

白猫はね、暖か毛布にくるんでぇ、

しっかり愛でてあげにゃきゃいけにゃいのです。

by○○にゃん(自分のお名前ににゃんを付けてください。)」



1861女王「アーラ。

そんな口の聞き方が

通用するとでも思って?

此処では、私がルール。

私が絶対なのよ。」



1862戦士「いくら明日を追い求めたって…どんなに生きたいと望んだって…届かない未来はあるんだよ。

……希望を持つ事はかまわない。

だが、そうやって俺達を巻き込まないでくれ…。

この命の尽きるその時を今か今かと待ち望んでいるんだ。この地獄から逃れるためならこの命…惜しくも無い。」



1863悪役「ふん、綺麗事だな。

綺麗事を並べるのは良いが…兵士達の身体…そして精神はもうボロボロだぞ?

仮にも司令官を名乗るのなら、兵士らのその身と心を、時には案ずるという事も必要なのではないか??

……愚かだな。戦うという邪念に捕らわれ、部下等の姿すら、その目には既にうつらんか。

良かろう。我、闇をこの世の理とせん者。この力を持ってその戦意に捕らわれた哀れな実体を…捻り潰して見せよう。」



1864お盆(お墓参り)「ああ、菊の花を手に抱え、今年も君に会いに行こう。

悲しみに暮れる日々を、今日こそは絶ちきれる様に。

この悲しみを他の誰も。

感じなくてすみます様に。

ねぇ?そちらは今日もお天気ですか?」



1865恋愛「"べつに、誰でも良かったのかもしれない"

そう感じてしまえる程に

"君"というもう取り返しのつかない"宝物"はこの上なく…どうしようも無く大切で…愛しいモノだったんだ。」



1866「心なんて、もう要らない。

悲しみや怒りを感じて痛む心なんか、あっても何も意味が無いじゃないか…。

なんで感じる事をそんなにも重要視する?

どうして痛みのある世界を生きなければならない?

……こんな世界に生きるくらいなら、もういっそのこと地獄に堕ちたい。」



1867涙「僕は、君が居たから…笑えて。

君が居たから…幸せだった。

だから、"私のせいで"なんて、そんな事言わないで?

最後まで、君の側で笑っていたいから…もう…そんな悲しい顔しないでよ。

僕に幸せをくれて、ありがとう。」



1868ネタ(夜ご飯)「こ、これは!!

赤身肉ではないか!!きらびやかに淡く輝く白米と、和風ドレッシングを絡めたサラダも美しい!!

嗚呼、この控えめに言っても美しい食べ物が、今から我が胃袋に納められるというのか!!

なんと勿体無い!!

だが!!せっかく準備してくださったお母さんのためにも!!いざ!!食さん!!いただきます!」



1869語り手「夏の海は燃える。

人々は夏になると海を思い出し、再び海へと足を運ぶ。

活気と熱に燃える海は静けさを失い、春や秋、冬に感じていた寂しさを忘れる。

夏の海は、人の匂いに溢れ、そして9月…もう秋が始まる頃に、また海は孤独になる。

海は思いました。さみしい。さみしい。と。

そして、そうだ。人を捕まえてしまおう。そうしたら寂しくないよね?と…海の感情は狂った流れを生み出しました。

…海は人を捕まえて、

"ねぇ。遊ぼうよ!!"返事は当然ありません。

"ねぇ?""ねぇ?"と、海は何度も自分の中に浮かぶ人に呼び掛けました。

…が、その声も虚しく人は目を覚ますことはありませんでした。

人々が、その海へと立ち寄る事は無くなりました。

そして海は、また一人になりました。

…さて、皆さんはどう思いますか?この海を、怖いと感じるでしょうか?」



1870狂気「あ~あ。死んじゃったネ!

君がそんなに蹴るから…。

ンフ♪どうしたのぉ?

そんな"ヤバいモノ "でも見られたかの様な顔。

そう。ずっと見てたわ?ずーっとね。

フフッそんなに慌てなくても大丈夫よ。

貴方の殺ったソレのこと、私は誰にも言わない。

だって、貴方がこんなことで捕まっちゃうなんて…つまらないし。人間世界で正義だとか…悪だとか。そんなモノにも興味は無いの。

でもぉ、君の芸術にはとっても興味があるなぁ。

まさかまさか、蹴り殺しちゃうなんて…!フフフッ。面白い。

ねぇ?もっともっと、君の狂った心を…私に見せてよ?」



1871学校(宣戦布告)「…先輩。今まで、先輩の事が怖かったです。

先輩のする事に口出しなんか出来なかったし、先輩の言うことが全てだとずっと自分をなだめてきたんです。

…でも、これからは違います

見ていて下さい。僕、今に変わって見せますから。」



1872能力者(蝶使い)「蝶は舞う。敵に捕まらぬ様、群れを成して舞う。

蝶を弱者と感じますか?

……それでは、貴方に教えて差し上げます。

鋼鉄より生成された如何(いか)なる剣にも劣(おと)らぬ蝶達の強さと、美しさを。」



1873悪役「敗北した三元神(さんげんじん)のメイン原子核より情報…ダウンロード。

ダウンロード完了。確認。

白き戦士…現(あらわ)る。協力な風圧。圧倒的なスピード。

…今後の作戦を伝達する。プランC-4a。赤き戦士の討伐、及び白き戦士の狙い…目的の情報収集。

青き水の星、地球…エリア5の征服へ迎え。」 



1874悪役「僕様は、世界の全てが欲しい。

だからぁ!その為に必要な兵器を手に入れるのだ!!

お前らぁ!世界を支配する僕様と一緒に来るのだ。

裏切り者は要らん。

この僕様に忠誠を誓える者のみついてくるのだ。

フフフ…フヒヒヒ!!ついに、来るぞ。

ついに!!闇の時代だ!!」



1875透明人間「ねぇ、僕の声、聞こえてる?とどいてない?あ、やっぱり。

聞こえているみたいだね。

…はじめまして。

…と言っても、僕には姿形(すがたかたち)なんてモノは無いから、君は僕を視覚する事は出来ないのだけれど。

…そう。僕はいわゆる透明人間として産まれてしまった。

…いや。存在してしまった物体。

僕とて自分自身の姿を見たことが無いのだから、本当に此処に存在しているのかすら分からない。

…でもね。僕は嬉しかったんだ。

だって、君が僕の声を聴覚してくれたからね。

さて、此処からが本題だが、君よ。まずは名前を教えてはくれないか?

そして、僕とお友達になってほしい。

…あぁ。安心してくれ!

現に僕の意識は此処に存在する。

君の夜な夜な膨らませる嫌らしい妄想の作り出す幻聴などではないからな!

…おっと、一言多かったか。すまん。

ん?おい。何顔を赤らめている?

恥ずかしがる事は無い。

生物として、その嫌らしい妄想はあって当然の必要枠なのだから!!

さぁ、取り敢えず人気(ひとけ)の無い所へ。

さもなければ、群衆から見て君は大声で独り言を言う変人。変態。もしくは不審者に見られかねないからな。

友人として、君がそう思われてしまっては僕も些(いささ)か心が痛い。

あぁ、待ってくれよ。僕は足が遅くてね。

あ、そうか僕には足が無かったね。こりゃ一本取られてしまった。ハッハッハッ!」



1876役者「無理って思ったら、何も変われない。

演じれるモノも、演じれなくかっちまう。

役者になるって決めたなら、自分に出来るのは此処までだとか、他の誰かがしてくれるとかいう甘えは捨てろ。

皆、自分の役を死に物狂いで掴みに来てるんだ。

甘えているやつに、演じる役は無い。」



1877怒り「…どうせ死にに来たんなら、迷惑かけない内に一人で死んでくれ。

皆、この狂った空間の中、どうやって皆で帰るか必死で考えてんだよ。

自分勝手に行動する奴が一人でもいたら…皆殺しになるがオチなんだ。

お前の様な奴が、一番迷惑なんだよ!!」



1878「ああ…ああ…ああ!!もう、もう辞めてくれ!!

辞めてくれよ、…こんなの狂ってる…何もかも…人も、モノも…動物も…皆、壊れてく…。

なんなんだよ…もうこんなとこ、懲り懲り(こりごり)だよ!!

畜生(ちくしょう)…誰か…誰か、いないのか!!誰か…」

シチュエーション説明:この台詞の主は、この世の終わりにいます。全てが滅び、全てが崩れ落ちていく世界。この世界の片隅で、彼もまた他と同様に滅びていくのです。



1879初夢「ままぁ、今日のお夢には、不思議な力があるんだよね?

僕、ままが笑ってるお夢を見たいな。

ままと、ぱぱと…それから僕がね?

お手々繋いで、笑ってるの。

まま…?今日のお夢は、初夢だから、きっときっと、ままの笑うお顔が…見れるよね?」



1880「んー?なぁに?この飴が欲しいの?

はいっ。あーんっ。

フフッやっぱりあーげないっ。

だって、私の飴だもーん♪」



1881狂気「ッハハハ!!

馬鹿な奴がいたものね。本気で…この私とずっと一緒にいれるって思っていたなんて。

今でもそう思ってるぅ??

ウフフ…ンフフフフ!!無理よ。

だって私、こんなにも貴方を殺したいのぉ!!」



1882猫好きな少年探偵「叔父さん。ガキだからって、舐めないでよね。

僕はこれでも名探偵☆

叔父さんの身の回りに起きている事件なんか、チャッと片付けちゃうからニャ?」



1883母「そりゃあ…アンタが困っていたら助けてあげるわよ。

腐っても、私はアンタのお母さん

なんだから。悪かったわね?こんなお母さんで。」


1884狂気「あーあ。命は、神様からいただいたものだから、大切にしなきゃいけないんだよ?

神様はお母さんなのに…親不孝モノだね。

……そんな悪い子には、お仕置きをしなくっちゃ♪」




1885悪役「フン…民がなんだというのです?

革命というモノには、犠牲が付き物。

潰すべきものは潰す。

壊すべきものは壊す。

それだけなのですよ。

何も…全部奪おうというのではありません。要らないモノを捨てろと、ただそう言っているだけ。

…そうそう。もちろん貴方達だって次の世には必要の無い存在なのですよ?

貴方達がのさばっている以上、革命は起こり得ないですしねぇ。

んふふ、そんなに怖い顔をしないでくださいよぉ。

私だって、今 手荒くするつもりは、無いんですからぁ!!

すみません…少しばかり、痛かったですねぇ?

ですが、これからもう少し痛くしますから…ほら、歯を食いしばっていてくださいねぇ!!」


1886悪役「あらぁ、いらっしゃい。

悪いケド、此処から先へはお通し出来ないの。代わりと言っては難だけど…この私が貴方のお相手を致しますわ。

ウフフ…あら。私じゃ物足りなくって??

安心して?心配しなくても私、強いから。」


1887「っふふ。

せいぜい泣いて抗うことね?

そしてほんの少しでも私を信じた

自分を恨みなさい?

それじゃあね?偽善者さん?

次は地獄で会いましょう?」



1888狂気「これからも?ずっと?私と一緒にいたい??

……ありがとう…。私、散々貴方のこと…傷つけてきたのに。

それでも、そんな事言ってくれるなんて……。

なんて…なんて馬鹿なの!!!

ッフフフだってそうでしょう?

私はね?貴方を殺したいの。

貴方の言う絆とか、愛だとか…勇気だとか。そういう綺麗事がいつもいつも気に食わないの。

だから、私と貴方が一緒にいる事なんか、例え天変地異が起ころうとも…あり得ないわ?」



1889狂気「ねぇ?永遠の愛って信じる?

私は、きっとあると思っているの。

だって…ふふっ。

現に私、貴方のこと、今でもずっと愛しているの。

不思議よね?あんな酷い事をされたのに。

でも…怒ってはいないの。だって、誰だって気迷う事はあるもの。

そうでしょ?…好き。愛してるの。もう二度と…迷わないでね?

また同じ間違いをしたら、私、狂ってしまうから。」



1890ヒーロー「どんなに辛くても、どんなに苦しくても、君が居たから、僕は頑張れた。

僕をヒーローにしてくれたのは…君なんだよ。

だからさ…足手まといだとか、見捨ててだとか、そんな事言うなよ!!お前は俺の一番守りたい人なんだから!!」


1891アンドロイド「例え生きる事の出来る時間が違っても…生き方が違っても…。今というこの時の歯車を、一緒に回す事が出来たら、それで    良いって。それが"幸せ"だって、私に教えてくれたのはマスター…貴方じゃないですか。

マスター…何故無意味だなんて言うんですか?

私は、貴方の最期が来るまで、貴方の歯車を一緒にまわしていきたい…!

マスター…一人ぼっちになる事なんて、もう覚悟は出来ています。だから、側にいさせてください…」



1892語り手「君を置いて一人ゴールテープを切った私を、夕日はただ嘲笑っていた。

本当は隣を一緒に走っていて欲しかった君は、足を抱えて倒れていた。そして歓声は沸く。いつまでも私がこの罪を忘れない様に。」



1893戦士「たとえ運命が負けと言おうが、俺は勝ってやるよ。

だってよぉ、納得できねぇ運命は、越えるもんだろーが!!」


1894戦士「ここにきみが存在したこと、私は忘れないでいてあげる。

…だから、ちゃんと戻ってきなさい。

ちゃんと…またその湿気た面を、また私に見せなさいよ!!」



1895「可愛いだなんて言わないでください。

可愛いさなんて、単なる幻です。

私は戦士ですから。

あまり舐めて貰っても困ります。

…さ、早く傷跡を見せて。

手当てしなきゃ。」




1896涙(花占い)「知ってるよ?

何度花びらをむしって

占ってみても

彼はもう戻らない事。

でも、仕方ないでしょ。

こうしていなきゃ

壊れそうなんだから。」




1897息子「ねぇ…お母さん。

母さんの息子が僕でよかった?

…ごめんね?僕…僕…母さんに何も出来なかった。

反抗ばかりして、口を開けばうるさいとか、うざいとか言って…

母さんを悲しませてばかりだった。

母さんは、いつも僕に笑顔をくれたのに…

母さん、それでも本当に母さんの息子が僕でよかったの??」



1898涙(鏡)「その鏡は、私が消えるべき未来を

ただのうのうと映していた。

誰もが望まなかった

私の命なんか

どんな鏡でも

映してくれるはずが無かった。」



1899涙「そんな事は、もうどうでもいい。

失った時間もモノも…

もう二度と帰ってこない。

アンタに分かるのか。

この気持ちが。」



1900涙「勇気は一瞬。後悔は一生なのだと、

どこかで誰かが言っていた。

それじゃあ…このやり場の無い後悔と

この恐怖は…消え去る事は無いのかな。」