2601~2700


100個


2601「どうして、いなくなろうとするのさ?

どうして、僕を置いていくのさ?

どんなに辛くたって、苦しくたって君と一緒なら今まで乗り越える事ができた。

それなのに何で…僕から離れようとするのさ??

忘れたい?もう一緒にはいられない?

……ああ。…そっか、そっか、そっかぁ。僕を置いて君は楽になれたんだね、よかったね、あは、あははは。だけど僕は…まだこんなにも苦しいよ。」



2602秋桜「コスモス…彼女の愛した花だった。

嘗(かつ)てはこの庭園(ていえん)も、屋敷の敷地内全て深紅(しんく)のコスモスが咲き乱れていた。

彼女は秋を迎える度に、コスモスはどんな花よりも美しいと話した。

だが、どうだろう?此処にも戦の火の手が迫り、彼女も屋敷も使用人達も…そしてコスモスも全てが焼き払われてしまった。

そして、次の秋に咲いたコスモス達は何故か赤黒く…僕達の恋の終焉を知らせたんだ。

僕はそれでも、この場所とコスモスと、そして彼女の墓石を守り続けている

そうすることでしか、僕の罪は償えないから。」


2603「言葉を紡ぐ度にこの世界に悲しみが広がるなら、言葉なんてものは消えてしまえば良い。

……幸福や喜びを感じたのはいつだろう?

……いつの間に言葉は人を傷付ける刃物になってしまったのだろう?

…いつ人は、言葉を突き立てた相手が亡くなろうと平気な顔をして生き続けられるようになったのだろう?

言葉は万能だというが、それは違う。

言葉は実に不確かで、言葉は実に凶器的だ。」



2604「"ありがとう。"

貴方はいつも私にその言葉を言ったよね。

いつも当たり前にしていることでも、どんなに小さなことでも…。

……でも、私は結局…貴方になにもしてあげられなかった。

貴方の苦しみに、辛さに…!…悲しみに……何も、本当に何も気づけなかった。

酷いよ…。独りで抱えて、独りでいなくなるだなんてさ…!

"幸せってなんだろう"

それは、貴方のその声を、温もりを、当たり前に感じれる事…傍にいてよ、なんでいなくなっちゃうんだよ…!

答えてよ、いつもみたいにさぁ…?

…━━━私は幸せがなんなのかを知った。

大切な人の、”死”をもって。」



↓マイキャラ台詞

女兵長ネア女

副長エイブン男

兵士クレイ男


2605ネア「なぁ、クレイ。

少し、眠たくなってきたな。

追っ手1300人…私達が潰したんだ。

少しくらい休んでも文句なんて言われまい。

少し、背中を貸してくれ。

思えば18の時、12番隊隊長のナイレン殿の補佐として就任したあの頃から戦い戦いの毎日だった。毎日戦友を失い、そしてつぎの日には新しい仲間が増えていった。

仲間が死んでいく姿を目の当たりにするたびに、己の無力さを痛感してきた。

あぁ、空が青い。この青き惑星で生まれ、死に行けることを私は誇りに思う。」



↓戦闘

2606「何を言っている?

まだ負けてはいないだろう。

苦しい戦いだということは重々承知している。

現状、敵陣に圧(お)されている事も。

だが…私は、この仲間達がいたから此処まで朽(く)ちず邁進(まいしん)する事が出来た。

例え此処でこの命が尽きるのだとしても

この道を選んだ事に悔(く)いは無い。

さぁ行こう。我が戦友達!!

例え此処で命を落とそうとも、我が国のために戦うのだ!!」



2607「へぇ。君が穂波(ほなみ)くんが寄越してくれた連牙(れんが)くんか。

いいや?別に。期待はしているよ。

果たして僕の期待に応えられるだけの力を持ち合わせてくれているのかは別として。まぁ死にだけはしないでくれとは思っているね。

だって、一応僕の部隊で戦うわけだから。僕の部隊の旗を掲げて戦う以上はそんな死体がゴロゴロ転がっているだなんて光景は非常に不愉快だからね。

……さて。敵部隊がお出ましの様だ。お手並み拝見といこうか?

穂波部隊の新星…結木連牙(ゆいぎれんが)くん。」




2608「今からあそこに戻るだって!?

馬鹿言うんじゃねぇ、なんたってそんな無駄死にしに行く様なマネすんだ。

いいか?相手が銃を持った人間ならまだいい。特殊部隊でも、兵士でも構わない。だが、そうじゃない。

相手は血も涙も無い化け物なんだぞ!!

………こちとらガキ一人の命の為に死ねる様な安い命背負っちゃあねぇんだよ!!

……いいか?俺は無駄死にするつもりも、仲良しごっこに付き合うつもりも微塵(みじん)もねぇ。

悪いがお前の流した涙に感動して"それじゃあ助けにいくぞ"なんざ吐けるような立派な人間でも無いんだ。

行くなら一人でいけ。

そして無惨に地面に転がる死体の数を増やしてみせるんだな。」



2609「…戦えない訳じゃ無い。それが仲間であろうが敵であろうが無駄な犠牲を生みたくないだけだ。

だが、私達にも守るべきモノがある。何があっても、それだけは死守しなければならない。

戦うと決めたら、最後まで殺る。

手を出した事を、後悔するんじゃないぞ。」



2610「ふぁ~あ。(あくび)別に、アンタの為に戦った訳じゃ無いわ。

これ以上、この街を壊されたく無かったの。それだけ。

…なによ?その顔。当然でしょう?わたしの生まれ育った街だもの。

飛び火飛ばされて全員まとめて御陀仏だなんて、冗談じゃないわよ。」



2611「お?なんやお前、まだ生きとったんか。

いいや。別に悪かぁねぇよ。

寧(むし)ろ感心しとるぐらいや。

さぁて、3日3晩寝倒したんや。

十分身体も動くことやろうから死ぬ前にもう一戦、戦ってもらおか?」



↓RPG

2612勝ち気な女の子「おーっちゃん♪
今の見た??今の私のナイスショット!
勇者○○(自分の名前)バンバンっと2発で見事、背後から迫る敵を打ち倒しました!
なーんてね。私だって、そこら辺の貧弱者とは格が違うわ?
女だから連れていけない、ガキだからーとかじゃなくて!
私も何か力になれると思うの。
それに何よりこのエイム力(りょく)!
邪魔になったりはしないから、連れていってよ。」


2613ゲーム好きな少年”仲間に入れてよ”「ふぅーん。イイネ。
悪い敵をブッ倒して世界に平和を。
何かの物語やゲームの世界にでも入り込んだみたいでサ。
僕も仲間に入れてよ。
その物語のヒーロー一味の一員にサ。」


2614少年の生命の途切れる時”僕にだって出来る事”「ずっと前、お兄ちゃん達は言ったよね!?
ちっぽけな僕だけど、それでもそんな僕にだって出来る事が必ずあるって。
僕、うれしかったんだ。僕みたいなチビには何も出来っこないってお父さんもお母さんも町の皆にも言われてきたから。
出来るって、初めて…出来るって言って貰えたあの時を僕は今でも忘れない。
ねぇ…お兄ちゃん。こんな僕だけど
僕、皆の力になれたかなぁ?
ちゃんと僕、出来たかなぁ━━━…」


↓異世界

2615異世界の誘惑「あら?もう帰られるの?寂しいわ。○○(相手の名前)さんにはずっと此処にいて欲しかったのに…。
ねぇ?提案といってはなんですが、この国で生活してみるっていうのはいかがかしら?
貴方がいてくれるのなら、毎日宴(うたげ)を開きましょう。
皆貴方の為だけに集うわ。料理もお酒も振る舞われるわ。
決して退屈することの無い、充実した一生をおくれる。ということです。
いかがですか??」


2616「ああ、そんな、そんなそんなぁ!!
何処へ行こうって言うの??
此処にずっといるとそう言ったのに!!
……そんなの、そんなの誤解。誤解だわ。
私はただっ………。
んふふ、ふふ、あーひゃひゃひゃ。
ざーんねん。全部バレちゃってたんだ?
そっ♪最初から全部、私の計画。
全てが貴方の世界を乗っ取るがための作戦だったって訳。
…んふ。でもね?○○さん。気づくのが少し、遅すぎたみたい。
だってもう、準備出来てしまったんですもの。
全て終わり。貴方の生まれ育った街も、も、森も海も山も全て!
私達のモノ。」


2617溝「全てが落ちていく。
道端に小さく開く、溝の口が全てを飲み込む。
桜も、雨も、紅葉も、粉雪も…季節の全てが。
そして何も無くなるんだ。
色も、音も、形も全て。
嗚呼、その全てをもう一度この手で掬(すく)いとれたなら世界はもう一度色づく事が出来るだろうか?」


↓狂気

2618分別処理場「あーあ。人権も持ち合わせて無い奴隷共が、今日もこんなに沢山。
容姿端麗(ようしたんれい)なモノにはペットとなる義務、そうでないものは労働を行う義務を与えよう。
そうそう。労働といっても色々なモノがある。工事現場や作業場で労働するモノもあれば科学兵器や薬物の実験台となるモノもある。
食事や休養?そんなもの、私が知るものか。
全てはモノを扱うクライアント次第。
使い捨て大歓迎。
モノに使われ方を拘(こだわ)る権利などありはしないのだから。」


2619ハンドメイド「これも違う…これも、これもこれもこれもっ。違う…。
何で…?どうして作れないの?
キラキラしていて、可憐で…魅力的…たったそれだけ、たったそれだけの事がっ…!何故出来ない!?
何故?何故誰一人としてっ…私の作品に、目すら止めてくれないの?
身につけて貰えなくてもいい、それでもいい、大きなものなんて求めてはいないのに…!!
ああ、ああああ、ああ!!
………誰もが目を止めるもの。誰もがその目を見張るもの…。それは悲劇…それは無惨に赤く色づくヒトの姿。
作って見せるわ?私だけにしか。この手でしか作れない作品を。」


2620水仙(自己愛)「ねぇ見て?綺麗でしょう?
花は…土に埋めて、成長していくうちに育てたヒトに似るものだと、私はそう思うの。
しなやかで、神秘的な花…。
いつ見ても、この白い花弁(かべん)に見とれてしまう。
ほら、貴方も見て?ずっと見ていて?
目を離す事無く…ずっと…。」


↓モデル台詞 ザコモン

2621スライム「ち、ちょっと待てよ!!なんで決まって私が最初に出てくるザコモンな訳!?!
RPGゲーム、大抵主人公が最初に剣をもらって倒すの私だよね…?
ねぇ、いいんじゃない?たまにはスケルトンやゴブリンが最初だってさ。
と、いうことで!スライムは、今日からボスキャラとなるのだよ。」


2622スケルトン「ふっふっふっ。待っていたよ?
物語のストーリー上、此処を通ることは分かっていたからな!!
んー?なんだ?その目は。
勇者なら勇者らしく、サッサと戦ったらどうだ?
ゲフッ。……ち、ちょっと!!違うじゃん!そんなバチバチの物理攻撃とか私聞いてないから!
ちょっと弱めな魔法攻撃だとか、まだ剣を使い慣れてない初心勇者の剣術だとかで普通戦ってくるでしょうよ!!
え?骨が細くて折れそうだから!?
ちょ、や、やめーーーーい!!!」


2623ゴブリン「おいまて勇者
私を素通りしていくんじゃない。
…なんで?なんで…なんでって…
わ、私は雑魚の中のボスだからだ!
最初のスライムを蹴散らし、スケルトンの骨をへし折り…そこまでやっておいて何故…何故私を倒そうとしない!!
めんどk…今何て言った!!
………あのな、よく聞け。
戦ってやったとか、やられただとか…それだったら私もボスキャラの方々に言い訳がつく。
でも戦いもしていないただ野原を散歩していましたって私は、ボスキャラに何て言えばいい!?!
いいか、私はな!私の面目(めんもく)もちゃんと考えた上で勇者のお前には行動して欲しい!!」


↓戦闘

2624「…━━━諦めてなどいないさ。
例え、この身が滅びようとも…必ず、未来に光が射す。
闇が消える事は無いと言ったな?
…確かにそうだ。残念ながら闇が消滅する事は無いだろう。
…だが、それは光りとて同じ事。
未来永劫(みらいえいごう)、光と闇は対(つい)を成し、争い、共存する。
決して滅びず、だが共に永地に辿り着く事は無いだろう。
しかし、そこに笑いや喜びや…幸せがあるのなら、それなら今…私が此処で成した、ちっぽけな出来事も、あるいは意味があった事なのかもしれない。
闇の使徒よ…!此処で共に葬(ほうむ)られよう。そして私は未来に望む!幸福と、栄光を。」


2625成した女「決めたのよ。…私は決めたの。
大切な人や、物や、場所の為に…強くなるとね。
最初は誰もが嗤(わら)ったわ。
女に何が成(な)せるか?何が守れるか?とね。
それでも私には成すべきモノがあった。
私の強さは、そこからくるの。
…貴女も。そこまで守りたいもの、成したい事があるのなら、己で成せば良い。
成せば成る。適当では無く、それは確かよ。」


2626死して尚切れない絆「来るな…来るなぁ、来るな…あ、ああ。
罠だ。奴らは私を餌に、貴様等をも殺すつもりだ!!
私は死んでもいい…!貴様等は…あっ。あがっ………ああああ!!
ひ、退(ひ)け!!今すぐに撤退(てったい)するんだ、…聞こえないのか!!
……あ、ああ……やめろ、やめろ、やめてくれぇ……!
私の目の前で、これ以上仲間を殺さないでくれぇ……。
……!!っぐ、あああ!!殺せ、殺せ、殺せぇ!!もういっそのこと殺してくれ、何故私を殺さない!?
己の体なんて、そんなものはどうでも良い!!
………私はっ…我が故郷と、仲間と共にありたいっ!……━━━━━」


2627塔の中腹部 滅ぶ者「あぁ、お前か。いつぞやか会ったな。
……いや、いい。…来るな。
どうせ、もう間もなく死ぬ身だ。
助けて欲しいとは、これっぽっちも思っていない。
魔女を止めに来たのか?
それならもう遅い。
あの女は、呪われた宝玉(ほうぎょく)の力を覚醒させ、そしてもう取り込まれてしまっているだろう。
故(ゆえ)に我等の戦(いくさ)も終わった。
この終末こそが、すべての結末だったという訳だ。
少しでも長く生きたければ、此処から身を退(ひ)くことだな。
お前はよくやった。
まだ死ぬ必要の無い身を、滅ぼす必要はあるまい。
……お前には、護るべきモノがあるのだから。」


↓プロポーズ

2628王子様「僕には守らなければならないものがある。それは生涯かけてこの国と、そして君だと思っている。
どうだろう、僕に君を守らせてはくれないか。」


2629王子様「俺は今まで親父の敷いたレールの上をただひたすら歩き続けてきた。
それが王子として当然の事だし、求められてきた事だったからだ。
自分の幸せや生活なんて無かった。
しかし俺は、やっと自分の幸せを見つけたんだ。
…柄じゃ無いが、言ってやろう。
俺が必ず幸せにする。だから俺についてこい。」


↓悪役

2630「…呆れたな。
その程度か。その程度で貴様は果(は)てるのか?
…私は、いつしか羨ましくなったのだ。
貴様等は、楽園を護るべくして戦っていた。どの様な時にも、貴様等の思想(しそう)には家族があり、友があり、そして平和な世界があった。
この私が、あるいはその様な生き方も、悪くは無いのかもしれないと揺らいだのだ。
…勇者。私はこの闇を持って…お前を葬(ほうむ)ろう。
だがいつの日か、延々(えんえん)とこの世を支配する闇に光をもたらしにやって来るのだ。
これは、貴様の成すべき試練なのだから。」


↓RPG

2631闇を食らう者ネオ「ノア…僕はこのパーティーにいれた事、幸せに思うよ。
世界を救ったこのパーティーの伝説。今語りたくても語り尽くせない思い出の数々。
誰一人無駄な奴はいなくて。皆が仲間想いでさ。
…そんな顔しないでくれよ。
この先には木漏れ日の差す明るい世界が待っているんだから。
んぐ…(闇を食らう音)ああ、……はぁ、はぁ。(苦しみ息切れする)
…僕の弟達に伝えてくれ。闇の消えた世界は…こんなにも輝いていて、素晴らしかった事。
闇は食らう。僕が食らう。
それが、この僕の役目だから…━━━
ああ、……可愛い僕の弟達。ごめんな。
必ず帰る…そんな約束も守れない兄貴を、どうか赦してくれ。」


2632残されたノア「ネオ?…ネオ。
ねぇ、冗談やめてよ。
ネオ…必ず帰るって言ったじゃん。
ネオの弟達もさぁ、お兄ちゃんは絶対帰るって、きっと思ってるよ、?
カエラおばさんだって、ぼんだおじさんだって…皆そうだよ!??
そんなの、そんなの無いよ。他に選択肢があったはずだよ、!!一人で抱えて…それしかないって決めつけて…。
ネオ…ネオ……。
応(こた)えてよネオ…。」



↓モデル台詞 ザコモン

2633スライム「ねぇ待てよぉ。待てったら~!!
……あいつぅ、あんな所まで昇(のぼ)ってどうするつもりだ??
あっ。見てみて?あそこ!僕の仲間があんな所で何かしていておりてこないんだ。
え?シャボン玉??なんだそれ。
みずせっけんに筒(つつ)を差して…息を…吹き掛ける!!
うわわわ!!なんじゃこりゃ!!
新しい必殺技みたいだ!楽しい~♪」



↓異世界

2634色の無い世界「貴方に分かる訳が無いでしょう?
色の無い世界が…いかに、つまらないかなんて。
貴方は私に教えてくれました。
肌の色や、口紅や、頬紅を…私に彩(いろど)ってくれました。
それでもほら、見てください。
嘘は剥(は)がれ落ちます。
お前は偽物だとでも言うかの様に。
私は…本物の彩(いろ)が欲しいのです。
だから、どうか抗(あらが)わないでください。
どうか…貴方の彩を。私にください。」


↓お姫様

2635お姫様の誕生日「…遅い。
私は待っていたぞ。
ショートケーキにハーブティー。
午後のティータイムには悪くない選択だが、私はセバスチャン。お前のピアノの音色が無ければ午後のティータイムをむかえる事は出来ないのだ。
言ったはずだぞ?いかなる用事があろうと、ティータイムには遅れるな。と。
ん、?誕生日プレゼント…?私にか?
…ふ、ふん。まぁ遅れたのは始めてだし。赦してやろうじゃないか。
…ありがとう。素直に嬉しいぞ。」


2636家来の助けを待つ囚われの姫「リカルド。……
また、会いたかった。
思えば幼い頃から、お前には迷惑をかけてばかりいたな。
城から脱走したり、習い事を拒(こば)んだり、駄々をこねたり。
非力(ひりき)ながらも、一生懸命に決まり事に抗ってきた。
ははっ。終いには婚約者との面会ですら断る我が儘で困ったお嬢さんだ。
…リカルド………。
今度は助けに来てはくれないのか……?
私は、私は此処だぞ。」


2637脱走中のお姫様「…あら。こんにちわ。
んん、えっと、嫌なところを…見られた気がするわ?
ねぇ?私、ちょっとお買い物に出たいだけなの。
ほら、いいじゃない?たまには、ね?
………なんで黙っちゃうのよー?
私、普段から自由にお買い物やお出掛けに出ることを禁じられているのよ?
けれど私だって1人の女の子。自由を望んだって、いいじゃない。」


↓恋愛

2638忘れられない瞳「好きな人?…好きな人かぁ。
…私ね?ずーっと…待ってるんだぁ。
私が始めて本気で好きだと思えた人。
だって、"待っててくれ"なんて、あんなに必死に言うものだから。
もう、何年も会ってないの。
もしかしたら、彼は私を忘れてしまっているかもしれないけれど。
それでも私、待ち続けていこうと思っているの。
私がおばさんになっても、お婆さんになっても…きっと、あの真っ直ぐな瞳は、忘れる事が出来ないから。」



2639無防備なのは反則。「……お前さ、本当…無防備過ぎんの。
自分に調度良い服くらい買えよな?ブラヒモ見えてるし…。
うっせぇ。別にイヤらしい目で見てる訳じゃなくてだな…ただ心配してっ。あぁ…もー!…そうやってすぐくっついて来んの…。
俺だって、一人の男なんだってことを、お忘れなく…。」


2640好きな人が好きな人にフラれました。「…何泣いてんの?
たかが一人の女にフラれたごときで、泣いてんじゃ無いわよ。
アンタはね、私の自慢の男なの。
傷ついてる人を絶対放っておかないし、本当は嫌な事だって進んでなんでもやっちゃうし、アンタの声はいつ聞いても安心するし、落ち込んでたら手を握ってくれてさ?手、暖かいし…。
つまりはほら。自信持てってこと!分かった?」


2641届かない恋「…どうしたら気持ちを分かってもらえたの?
慰めとか、元気づけとかじゃなくて、私、本気でアイツの事、好きなのにさ。
分かってる、分かってたよ。私なんか、眼中に無いんだろうなって事くらいさ。
でも、他の人の為に…"慰め無くてもいいよ"ってそんな顔で言わなくてもいいじゃん。
だって、好きだもん。どうしようも無く好きなんだもん。
鈍感(どんかん)なのもいい加減にしてよ。
こんなにも好きでどうしようも無いのに…気づいてよ…バカ。」


2642本当は照れてます。「は、はぁ??
あのなぁ、好きだって言葉は…こんな所で気安く言っていいような言葉じゃないんだよ。
道端で、通学中??雰囲気の欠片もありゃしない。
却下(きゃっか)却下!こんな所でされた告白なんて認めませーん。
もっとよく考えて出直(でなお)すんだなっ。
そしたら、まぁ考えなくも無いぞ?」


2643「馬鹿(ばか)。
お前、昔から男見る目ねぇんじゃねぇの?
人の事、友達認定しておいて他の男に泣かされてやんの。ざまぁねぇな。
なぁ俺、もう28なんだけど。
俺、オッサンになるんだが。
いつまで待たせる気?いつまでだって待ってやるけど。」


↓異世界

2644死者の行く世「あら、いらっしゃい?
…貴女の明かりはまだ、消えていない様ですね。
…ふふっ。どうかなさいましたか??
その様な暗いお顔をされて…。
…お友達に?
お友達は、お亡くなりになったのですか?
そうでなければ、此処においでになる理由もありませんものね?
たまに、いらっしゃるんです。
死者に話を乞(こ)う方々が。
しかし、私はあまり…それを好ましくは思っておりません。
死者は眠っているのです。…生前の苦痛からやっとの思いで逃れ、安楽を求め…此処にいらっしゃるんです。
それを邪魔してほしくはないのです。
貴女が死を迎えた時、その時はまた此処へおいでください。
貴女の明かりはまだ…その時では無いから。」


2645 1か月で植物になってしまう世界「ああ…ごめんね。
驚かせてしまって。ただ、僕はもう時間切れみたいでさ。
一緒に元の世界にもどりたかったけど、それは叶わないみたいだ。
……ごめん。心配をかけそうだったから、嘘をついてしまってさ。
…そう。僕は君より3日早くこの世界に来たんだ。
はじめの3日間は、本当になにも無くてさ。周りは植物だらけでどうしようもなくて途方に暮れてた。
そしたら君が現れてさ。絶望から解放された気でいたんだよ。
……けど、やっと分かった。
此処は…この世界は植物になってしまう世界なんだって。
数日前から足に違和感を感じていたけど…今ではすっかり地面に根を張って…もう此処から動けないんだ。
……僕はリタイアだ。
だけど君にはまだ3日間もある。
急げ。急いでこの世界から出るんだ。
余計なことは考えるな…タイムリミットは近い。」



↓狂気

2646「ねぇ、……どこへ行くというの?
言ったはずですよ?
此処から向こうは危険なのです。
だから此処からはでないで欲しいのです…。
………けれど、また約束を破(やぶ)るんですね。
悪い人には、お仕置きが必要ですねぇ?
だってそうでしょう??
言っても分からないのなら、力ずくで分からせるしかないでしょう??
…はぁ、。やっと、貴方はわたしのモノに…なってくれたと思ったのに。
残念です。次の貴方に、期待します。」



2647蝿取草「んー?あぁ。いらっしゃい。君も迷い込んだのかい??
この危険な香りに誘われてさ…?
まぁ、誘惑には勝てないものだから、仕方がないさ。
甘い香りは、それが例え危険なことだと分かっていても自ら求めてしまうものだもの。
そして気づいたらさ、ほら、この子の様に、そして君のように逃(のが)れられなくなってしまうんだ。
そう。まるで蝿取草(はえとりぐさ)の様に。
…此処に迷い込んだ時点で、もう君は僕の"獲物"…もう、絶対に逃がさないよ?」


↓鬼

2648「おい。行くぞ。
…後ろを振り向くな。貴様はもう、私のモノなのだから。
…フン、生贄(いけにえ)のくせして故郷を惜(お)しむとは、貴様は余程(よほど)変わり者なのだな。
まぁ良い。見たくばしっかりと目に焼き付けておくのだな。
もう二度と拝(おが)まぬ景色だ。
なぁに、安心すると良い。
必ず、貴様は幸福を得る。
この私が、それを保証しよう。
この世を忘れ、我等鬼の世界にその身を委(ゆだ)ねるのだ。
……━━━さ、ついて来い。此処が世の分かれ目。世界の裂け目だ。」


2649望まぬ戦「ええい黙れ!!!
ヒトの子である貴様に何が解(わか)る?
化け物呼ばわりされてきたワシら鬼が、如何(いか)に苦しみ、如何に怒(いか)ってきたか。
生きる為に獲物を探(さぐ)りにいけば撃たれ、女 子供が散歩に出ようものならヒトの罠(わな)に足を捕(と)られてきた。
…数百年に続くワレら鬼の苦しみを、貴様は何とする?
…ワレらがヒトに何をした?
…分け目も振らずに襲ったか?虐殺(ぎゃくさつ)でもしたか?
………否(いな)。
相容(あいい)れる事など叶わん。
ヒトもそれを望んではいない。
ならば果てるか、生きるか…そこまで戦う他あるまい…。」


2650「いひっ(笑)
なぁに見てんの~?
この角(つの)が気になる?
坊主、頭がいいのぅ。
そう。ワシは鬼の里で生まれ育った雌鬼(めおに)の○○(自分の名前)。
この深紅の瞳と角が何よりの証拠。
ところが坊主、主(ぬし)はワシを怖がらないのだな?
大方のヒトはワシを見れば慌てて逃げていくというのに。
ん?ああ。遊戯(ゆうぎ)か。
ワシも調度暇をしておった所じゃ。
共に行こう。いい場所があるのじゃ。」



↓モデル台詞 ニコラ・キャンベル


2651「んー。んー…これを、これくらい加えて…。
(ボン!)わっ……。はぁ…また失敗かぁ。
一体、どうすれば皆の笑顔を錬成出来るんだよー。
全く、簡単にはいかないもんだよ。
んん?あぁ。君か。おはよ。
あぁ、これ?また爆発させちゃったんだよー…。
上手くいかないもんでさ。
でもきっと、いつか私の錬金術で笑顔を錬成してみせるよ。」


2652失敗ばかりの毎日に涙「私は、ポンコツだからさ。
いつもいつも失敗ばかり…迷惑かけてばかり…良いとこなんて無いんだよ。
それなのに皆が優しくしてくれるからって、それに甘えて…本当、馬鹿みたい。
…怖いんだよ。
皆が居なくなってしまうのが…怖い。
早く、何かを成さなきゃって思うんだけど…焦れば焦るだけ拗(こじ)れちゃって。
結局何も成せずにいるんだ。
ごめんね。皆の笑顔…錬成するんだっていつも言ってるくせに。
その私がこんなじゃ、出来やしないよね。
ふぅ…。大丈夫。
私はニコラ・キャンベル。
氏がないポンコツ錬金術師。
失敗ばかりだけど、私…必ず立派な錬金術師になるよ。」


2653日常と決意「おっ。こんにちわ。
いらっしゃい。オジサン、今日は何を買いにきたの?
火薬ね…。
…あんまり物騒な事するんじゃないよ?
この村は平和なんだから。
はい、火薬。3800ゴールドね。
まいどあり。
ああ、実験の方はまだ上手くいってないよ。
なかなか難しくてさ。
でも大丈夫。必ず錬成してみせるんだ。
この世に笑えない人なんていなくなっちゃうくらいのをさ。
あ、馬鹿にしたな?ふふふ。
ま、見ててよ。いつか…いつか必ず、私が成し遂げるんだから。」


悪役↓

2654「くくっ。くくくく。(笑)
誰が味方だって??
私がいつ味方になった?
私は、私の成すべき結果を出すために行動をしたまで。
貴様らとお仲間ごっこをしていただけにすぎないんだ。
最低?最悪?ふはははは!最高の褒め言葉だ。
だがいいか?悪いのは騙した方ではない。悪いのは…騙された側なんだよ。」


2655「…忘れたのか?
ならば教えてやろう。
誰がお前の母たるか…誰が主人たるかを。
世界は崩落(ほうらく)する。
生きる為には、それを成し得る創造主(そうぞうしゅ)が必要だ。
お前は忘れているであろうが、今は2つに分かれた白と黒も、元をたどればたった1つの国だったのだ。
果たして、どっちが悪でどっちが善であろうな?
決めるのはお前であって構わないし、誰であっても構わない。
私は行く。じっと崩落を見ているわけにもいかないからな。」


↓戦闘

2656見棄てる他の無い選択「全員揃(そろ)ったか?……なに?
ガルドフさんが?
まさかっ…!あの炎は、ガルドフさんのモノだっていうのか!!
何故っ…おいルカ!お前、一緒に行動していたんじゃ無いのか!
っ。うるさい離せ!あの軍勢だぞ。一人でどうにか出来る訳が無いだろ!!
危険等承知の上だ!!
(爆発音)あっ……!!!今すぐ、今すぐ援護にいくぞ!何をやっている!!
皆、俺に続けっ……!
続け…続けよ…続けよおおお!!
ああ、…ああああ……ああ…。
あの人は俺の憧れなんだ…必ず追い付き、そして追い越すんだと心に決めたんだ。なのに、なのにこんな所に置いて行けるかよ……?父さん……。何で。」


2657「〈……虫の羽音がする。
私は、死んだのか?…臭い。酷い臭いだ。
血と肉と…ヒトの体液やら何やらが入り交じった様な腐敗臭…。〉
…………何だ?コレは。
死体だらけ…?……レイヴン。レイヴン!!
どこだ、どこにいる?
うっ…酷い臭いだ…。
レイヴン、いるなら返事をしてくれ!
私を、一人にするな……。」


2658「嗚呼…これが最終決戦か…。
またエグい敵(バグ)を用意してくれたもんだ。
おいマスター。さっさとルールを説明したらどうだ?
俺はとっくに準備済みだ。
………あぁ、分かるよ。
本気で殺しにきてることくらい見りゃ分かる。
一人でどころか全員欠けずに此処に辿り着いていた所で突破には苦労しそうだもんな。
……ただ、俺は決めたんだ。
敵(バグ)を全てクリアして、必ず帰るってさ…」



↓能力者

2659普通を望んだ「"ボクは怪物"そんな事は知っている。
だって、小さい頃からそう言われてきたから。
背中には4本もの翼が生えていて、額(ひたい)には小さなツノがあって、そしてボクの瞳は紅色(くれないいろ)だった。
"コイツは怪物だ。"誰もが、ボクを見るなりに吐いていった言葉。
でもさ、ボクは、ボクだって。
普通のヒトとして、生きたかったよ。」


2660「"時など止まってしまえ!!!"
何度…何度そう願い、念じた事だろう?
…時とは残酷なモノだ。どんなに辛かろうが、どんなに苦しかろうが、待って欲しいと願おうが…それは規則正しく流れていく。
だが、僕は違う。
その規則に切り込みを入れ、そして止め、狂わせる。
ククク…アハハハハ!!貴様には分からないか?これがどんなに優(すぐ)れ、絶望的な能力か。
…ならば、味合わせてやろう。
だが貴様は、後悔することになるだろう。
狂った時間は、時としてその身を滅ぼすのだから。」


↓学校

2661「あ、またお菓子食ってる。
お前さ、学校に行くんだから…いい加減鞄(かばん)に教科書くらい入れてこいよ。
…ほら、言わんこっちゃない。
ほらよ。酢昆布落ちたぞ。
……やっぱりノート一冊かよ。
そのくせ頭だけは良いんだから驚きだ。
……はいはい。分かってるよ。
教科書見せんのは、お前の隣の席になった俺の仕事だからな。」


↓涙

2662「ねぇ!…ねぇ、ねぇ。ねぇっ…。
待ってよ。私が来るまで待ってるって、そう言ったじゃん…?
なのに先に行っちゃうなんてっ…そんなの嫌だよ!
駄目なことだって分かってる。危険なことだっていうのも分かってる。
でも、そんなのどうでも良いから一緒にいたいんだよ…!」


2663「嫌い?…うん。僕も嫌い。
知ってるよ。皆も、君も、先生も、例外無く…僕は嫌われ者。
気持ち悪いとか僕が悪い奴とか、そんな事って無いんだよね。
ただ皆自分より下に見る相手が欲しいだけ。下に見る相手を探してる。
例えその人がどんな人だって関係ない。分かろうともしない。分かる必要もない!
…………ただ。嫌われ者だって悟(さと)った僕は、そこから這い上がろうとしなかった。もう手を上げて"好きにしてください"って。自分のその立ち位置を受け入れたんだ。
別に、自分が対象じゃなくなったら他がそうなるかもしれないとか…僕はそんな善人じゃないよ。
僕は、虐められてもいい。嫌われてもいい。だって、その場所だって僕の居場所に違いないから。
……知ってるよ。皆も、君も、先生も、そして僕自身も。例外無く、僕は嫌われ者。」


2664「何で死んじゃうんだよっ…。
戻ってくるから、それまで負けないでって言ったじゃん。
何で負けてんの?何で死んでんの?
なぁ、そんな情けない顔…してんじゃねぇよ。"ヒーローは絶対負けねぇ"んだろ…?」


↓誕生日


2665「今日、僕が生まれた日。

■■年前この地に生まれて沢山の時と思い出が過ぎ去っていった。

沢山の愛を貰って、今僕はここにいる。

これからは、僕が沢山の愛を、想いを届けたい。

ふわふわと頼りない僕だけどそれでもこれからを生きていく。」




2666最高最悪の誕生日「ふふふ、ははははは!!!

最高じゃないか!!罵声に、暴言、暴力?

今日は本当に良い日だ。

ほらもっと祝え!!もっと罵(ののし)れ…!

テメェ等のやり方で良い。

何を引く必要がある?それがテメェ等のやり方なんだろ?

だったら何を返されようが貫けや!!」



↓イケボ

2667一番のファン「へぇ。別に良いんじゃない?

君は君の色や形をありのままに伝えればそれで良いと思う。

何処の誰が何と言おうが、俺みたいに君を大好きでいる奴がいる。

だからそれで良いと思う。

忘れるなよ。いつだって応援している奴がここにいんのを。」



↓悪役

2668「あ~。残念残念。

まぁだ生きていたんですねぇ?

ああ失敬。もはや素性を隠すのも面倒だったので。

私ですか?私は魔王軍四天王が一人〇〇です。

それにしてもよく生きて此処まで辿(たど)り着きましたねぇ?

敵ながらアッパレです。

が、しかし残念ながら…貴方には此処で死んでいただきます。

魔王様の計画に、貴方は不要で…単なる邪魔者ですからねぇ!!」



↓戦士


2669「どうしてっ…!どうして今まで貴方が大切に育てあげた皆を、こんなに簡単に殺せるんですか、!!

戦士がそんなに偉いんですか?

強さが無ければ、この世界では生きていてはいけないんですか!!

教官!!答えてください、!

黙っていないで、また僕達に分かりやすく説明をしてください…!

こんなの、こんなのあんまりだ…。」



↓モデル台詞 ばぶちゃん


2670魔力解放「…ねぇ?忘れていたでしょ。

僕が“サキュバス”だってこと。

んふっ。いけないコだなぁ

そんな大切なコト、忘れちゃダメだよ?

じゃないとホラ。こうやって…簡単に噛まれちゃうんだから…(ガブッ)

んふふ。はぁ…美味しそう!!

それじゃあ遠慮無く。いただきまぁーす」



2671幼体「ばぶは、天使さん?それとも、悪魔さんなの?

ばぶはね、皆に幸せを運びたいの。

皆の笑顔がとっても大好きだから!

ニヘヘ…皆には変だって言われるけどね?でもばぶは頑張るんだ。

天使さんでも、悪魔さんでも関係ないよね?

ばぶはばぶ。それでいいよね。」



2672「んふふー♡ばぶはね?

今、とーっても物足りないんだぁ。

君の体液を頂戴(ちょうだい)?

ばぶをお腹いっぱいにさせて?

拒否権なんて無いよ?

もう、君の全てはばぶのモノ♡」



2673拘束プレイ「ねぇ?今どういう気持ち?

拘束(こうそく)されて、抵抗出来ないままにこうやって体液を貪(むさぼ)られるの。

ばぶはとっても良い気持ち♡

…え?……え、え。ちゃんと縛ってたはずなのに、なんで…?

うっ……。こんなはずじゃ…無かったのにぃ…。

スンスン(匂いを嗅ぐ)…興奮してるの?体液のすごく良い匂いがする♡

はぁ(興奮したため息)…もっと近くにきて?ばぶ、今君の全部が欲しいの♡」



↓モデル台詞 山室タクマ


2674「バカだなぁ。強くなんか無いよ。

僕は一人じゃ何も出来ない、本当は無力な人間なんだ。

だけど今は、今の僕には皆がいる。

皆がいてくれたら僕は無限大の力を出せるんだ。」


2675「”絶対に無理”なんて誰が決めたんだよ。

他人の決めた限界なんかは、君にはなんの関係もない。

自分が出来るか出来ないかは自分が決めるんだよ。

無理かどうかなんて誰に決められる筋合いだってないんだよ。

だって、成すのは君なんだから。」



2676「”自分なんか駄目だ”そんなこと、何度も感じた事がある。

だけどそうやって自分に言い訳してる自分が、一番駄目なんだよ。

僕にだって出来たんだ。きっと大丈夫。

自分を信じて一歩進も?」




↓モデル台詞 天海かのん


2677「冗談じゃないわ!

誰がこんなに暗い海の底で暮らすものですかっ!

私はあの日光のさす地上に上がるの。

青い空。白い砂浜。溢れる空気。

その全てが素晴らしい。

ばあや。口を慎(つつし)みなさい。

私を止めることは出来ませんわよ?」



2678「思っていた通り。地上って!素晴らしいですわ!

足先に触れる砂の感触…。これがヤシの木ね?とっても大きいですわー!

青い空。…!海って、こんなにも青いのですね!?

あっと…。ティーチャー??ついてきましたの!?

もう、とことん私を一人にしないつもりですわね?

まぁいいですわ。

私は知りたいのですわ。この地上のことを。もっともっと。」



2679地上の汚れを知ったプリンセス「うう。。ううう。。

ティーチャー…、ティーチャー!

陸での暮らしは、楽しいことばかりだと思ってた…。

全部が素晴らしくて、全部が輝いているのだと思ってた。

ティーチャー…?教えてティーチャー。

私、知りたいの。

これは、この苦しみはどうしたら良いの?」


↓恋愛


2680失くしもの「…無い。無い…無い…!

見つかんないよ…。

こんなに沢山探したのに…なんで見つからないの、?

……嫌だよ。〇〇に貰った大事なネックレスだもん…絶対、絶対見つけるから…。

…確かに、ここまではあったの。

………あっ。あった…あったよ!!

良かった…見つかって。私、見つからなかったらどうしようって、大切にしてたのにって…焦っちゃったや…。

ほら見て?私の大好きな人が始めて私にくれた大切な宝物。

あっ………。……そ、そう、そうだよ?

大好きじゃなきゃ、こんなに必死に探したりしないもん。

〇〇が大好きだから!絶対に見つけ出したかったの。」



2681花瓶「おっと……な、なんですか?

水替え、しなきゃいけないんですけど。…どいてください。

へっ?…あ、すみません。お花…拾ってもらって。

…好きなんですか??お花。

…いえ、何となくお花を持つ手が、優しかったので。

……人は見かけに寄らないとは、本当だったんですね。

私、全く信じてなかったのですが。

な、なんでもありません。

とにもかくにも、お花を助けていただいてありがとうございました!

……では、失礼します!」



2682屋上の居場所「zzz……痛ッ。急に開けてんじゃねぇよ……。

センコーかと思ったら女かよ…何してんだこんなとこで。

ここ、立ち入り禁止なんだけど?

……ああ?俺?俺は別にいいんだよ。

…なに、泣いてんの?

もしかしてフラれたとか。そんなこったか?…図星かよ。

…ったく、仕方ねぇなぁ。ちょっとこい。

いいんだよ。もう此処まできたら出ようが出まいが変わんないって。

それよりほら、見てみろ。

屋上ってさ、殺風景なんだけど景色一望できてさ。嫌な事とかそういうの飲み込んでくれるっていうか。

俺のお気に入りの場所なの。

フラれたとかそんなの、ちっさく思えるだろ?」



2683おそい!「あー…やっと来たぁ。おそい!

何してたのよ。

寝坊したぁ?…まったく、どこの世界に彼女との初デート寝坊する馬鹿がいるのよ。

普通集合時間の2.3時間前に目が覚めちゃって早く起きすぎちゃったー!くらいじゃない?

それくらいの緊張があってもいいんじゃない?ってことよ!

え?緊張してなかなか眠れなかったぁ?

あんたは遠足前の子供か!!

もー、仕方ないんだから。

ほら。早く行くよ!

あんたと行きたいところ、沢山あるんだから。今日はハードスケジュールなの!」



2684おくれた。「ごめん、おくれた。

待った?待った…よね。

う…ね、寝坊しちゃって。ごめんなさい。

でもでも、頑張って出来るだけ早くには来たんだよ!?

ほら、昨日緊張しちゃってなかなか寝付けなくてさ。

…4時くらいにやっと寝たから朝目覚めたら10時越しちゃってて……。

本当はもっともっと早くにきて、〇〇と1日楽しみたかったんだよ…?

……ありがと。うん、うん。そうだね、今からだもんね!〇〇、大好きだよ。」



2685「すぐに理不尽に怒鳴ってくる〇〇が嫌い。

自分は他の女の子にチヤホヤされる癖に私が男友達と話してると嫌って言う〇〇が嫌い。

待ち合わせ時間に必ず10分遅れてくる〇〇が嫌い。

洗い物とか片付け何もしてくれない〇〇が嫌い。

好きってちゃんと言葉にしてくれない〇〇が嫌い…。

大嫌いだよ…。」



2686「想いはそんなに簡単に伝わらないよ。

私が彼を好きだからって、何だって言うの?

彼には彼の気持ちがあって、好きな人だっている。

そこに入っていく事なんてできないじゃない。

簡単に言わないでよ。勝手に分かった気にならないでよ。

届かないんだから、どうせ無駄なんだから…!こんな気持ち、いっそのこと消えてしまった方が良い…。」



2687「ぶぅーーー。

ねぇ、ねぇったらぁあ!

いつまでそれやってるのぉ?

あれからもう30分も経ったよ!?

私もう1時間も待ってますよー??

…寂しい。さーみーしーいー!!

…もう、そうやってまた私を放置するんだ。そういうの苛(いじ)めだと思いますけどねぇ…!

〇〇…ねぇ…ちょっとくらいさぁ?

ぎゅって、してくれたって良いんだよ?」



2688「うっせぇ。

”お前が急な仕事でデート来れない、会いたかったのに”って電話ごしに泣くからだろ?

放っとける訳ねぇじゃん。

俺だって会いたかったし。

…はぁ(手に息をかける音)。あー…わりぃ。さすがに12月の屋外は寒いわ。

手がキンキンに冷えちまった。

帰ってきたお前の手、どうせ冷えてるだろうから暖めてやろうと思ってたのにさ。

はぁ?暖かい?嘘言えばーか。笑」



2689理想の形「好きなのに、ずっと好きなのにさぁ、!

君はずっと怒ってばかり…。

どうして思い合えないの?

お互いが寄り添うことは、出来ないの?

もどかしいよ…あるべき形は分かってるのに、そうはなれないなんてさ、?」



2690近所のお兄ちゃん「はぁ、よしよし。

辛かったね。分かってるよ。〇〇が頑張った事くらいさ。

泣いていいんだよ。〇〇が泣き止むまで、元気が出るまで俺が側にいるよ。

〇〇?泣きながらで良いから俺の話聞きな?

〇〇は、彼氏のためにって尽くし過ぎなの。兄ちゃん、嫉妬しちまうくらい。

”だれだれ君がね!だれだれ君がね!”てさ。

確かにそうやって彼氏に裏切られたりとかした時とかは凹(へこ)んじゃう原因になっちゃうんだろーけどさ。

でもそれって、良いことでもあるんだよ?〇〇が悪いってわけじゃない。

だから自分を責めなくて良い。

〇〇?こっち向いて?チュッ(頬に)忘れたか?ファーストキスが俺だってこと。

自信持ちな?あの頃から、愛してやまない俺の初恋の人なんだから。」



↓狂気


2691「にぃに?何処へ行くのぉ?

にぃには、何処にも行かないでねって…さっき〇〇(自分の名前)ちゃんとお約束したのに…もうお約束を破ろうとしているの?

にぃには悪い子ですねぇ。

でもね?にぃに?にぃには此処から出られないんだよぉ?

〇〇ちゃんの大好きなにぃには、“何があっても”〇〇ちゃんの側から離れちゃいけないんだから。ンフフフ。」



2692「だぁれが殺さないって言ったぁ?

ふふふ。私は逃げていいよって言っただけ。

助けてあげるだなんて一言も言ってない。

生きて帰れると思った?此処まで何の疑いもなく踏み込んできて、帰ります。ああそうですか。って素直に帰すとでも思った?

甘い…甘い。甘すぎるよぉ!

そんなに甘いと…此処では生きていけないんだよ?

血の滴(したた)る森…此処で生き残れるのは騙すことの出来る者だけ。」



2693玄関先で「おかえりなさい。

こんな時間までどこにいってたの?

僕はずーっと待ってたのに。

他の男?ああ、他の男の匂いがする…。

ねぇなんで?なんで君はそうやってすぐ僕を裏切るの??

君は僕のだって…決まってるのにさぁ?」



↓涙


2694「嗚呼(ああ)、世界よ有り難う。

私を幸福に包まれたこの世界の上に置いてくれたことを、私は感謝致します。

世界の終わりが近づいています…。

こんなに素敵な世界の最後を、見守る事くらいしか出来ない無力な私を、どうかおゆるしください。」



2695亡くなった親友との約束の景色「”…パシャ、パシャ(シャッターをきる音)”

今は、誰にも邪魔されたくないんだ。

…この景色を、一緒に見たかった。

一生に一度の景色だった。

………遺したいんだ。〇〇が見られなかったこの景色を、二度と無いものにしたくない。

一瞬も逃したくない。

これが〇〇との約束だったから。」



2696枯れ果てる水辺に住む水龍「水龍(すいりゅう)は水辺を護ります。

川や、泉や、海に住み、その水から成る身体を使い、人々の前に時として現れるのです。

水が清らかであればその容姿は美しく、荒(すさ)んでいれば醜(みにく)く映ります。

その命は永遠ではなく

水の消えた場所の水龍は息絶えることとなるでしょう…。

悲しくなんて、ありませんよ。

今まであなた方が私を大切にしてくれていた事を、私は知っていますから。」



↓戦闘


2697パートナー「…〇〇。何を言っているんです?

私は、貴方と共に戦う事が出来て、とても幸せでしたよ?

“貴方が行く背中を、誰にも邪魔させない。”それだけが私の誇りでしたから。

〇〇…私は貴方の、最高のパートナーと、なれましたか?

私の剣は、少しでも…貴方の右手と…なれましたか…?」



2698「…相変わらず、お前は甘いな。

もう忘れたのか?私が、目の前の敵は、息の根が止まるその時まで徹底的に攻撃し、制圧しろと教えた事を。

はぁああああ!!!…ふふ、ふはははは!

私に回復の隙(すき)を与えたのが運の尽きだったな。

お前に勝つ術(すべ)を教えてやれなかった自らに悔(く)いるよ。

私はお前のように甘くは無い。

〇〇…これで終わりだ。」



2699幸せな死に顔「貴様は馬鹿だ!!…大馬鹿者だ…。

自分の命の限界も分からないのか…!

勝機(しょうき)の無い戦いを何故続ける必要があった…!

何故…生きるための撤退の判断が出来なかった……?

貴様はいつもそうだ…己の身を滅ぼす事になろうと…構わず目の前の敵を攻撃する…。

……何を笑っている?貴様…死ぬ事を悔(く)いろ…。死ぬまで戦って…何故そんな顔が出来るんだ…?」



2700「ふふふ、君は相変わらずだな。

すぐに熱くなれるその魂は本当に羨ましいよ。

僕には無い事だからねぇ?

けれど、すぐに感情移入してしまうその感情は不要だな。殺さねばならない時にトドメをさすことを拒(こば)んでしまっては戦士とは呼べまい?

さぁ、君にとって僕は?大の攻撃対象だろう??何を拒む必要がある?さぁ、殺せ…殺せ。殺せ!!!」