台詞2201~2300


100個


2201怒り(自殺)「止めろ…止めろ止めろぉ!僕に近づくなッ。僕はただ死にたいだけだ!こんな醜い世の中はもう嫌だ!!死なせてくれッ…死なせてくれぇ!!

ッ……ああ…はぁ…はぁ…なんで…なんで……なんで僕を止めた!!

もう…死なせてくれ…楽にさせてくれ…僕の人生、終わりくらいは僕自身が決める!!

………なぁ…なぁなぁなぁ…なぁ!!

僕は…僕はどうしたら良い…僕を止めるなら…行くべき道を教えてくれ…中途半端な助けなんか…いらないんだよ。」



2202怒り「辞めたくたって、辞められないんだよ…!

何なんだよ!

善人ぶって"そんなに辛いなら辞めろ"って?

簡単にほざくんじゃねぇ。辞められるなら、もうとっくに辞めてる。力で人を捩(ね)じ伏せるなんて、趣味じゃねぇからな。

でも…俺にだって守りたい人がいる。

他人の為とか綺麗事ぬかしてる場合じゃねぇ。

俺は俺の守りたい人の為に…他人を殺さなきゃなんねぇんだ。

その為なら…俺の人格の1つや2つ…歪(ゆが)めたって構わない。

分かったら退(ど)け!!此処は俺の進む道だ。」



2203悪役(自爆~街を道連れに~)「…ああ…。ハァ…ハァ…。

ククク…あは、あはははは!!

素敵!!素敵よぉ!あはははは!!

ンフ…フフフ…。ねぇ見て?

これが、貴方が守りたがってた世界よ。

これがぁ!ウレアの街よ!!

ずっと…始まった時から…こうしてやりたかったの。

私自身が死んでしまうとか…そんな事はどうだって良い。

全ては復讐の為。貴方達人類を、この私が葬(ほうむ)ってあげるの!!

ンフフ…まさかこんな日が来るなんて…思ってもみなかったでしょう?

今まで何度…邪魔されてきたことか。

でも、もう終わり。

貴方も、私も…この街も…死ぬのよ。此処で。」



2204恋愛「もう…何で…何で分からないかなぁ!!

もう…辛い…辛いんだよ…!

私…私は…好きな人と、その恋人の仲を応援なんて出来る様な…そんな良い子じゃないよ!

私は…いつもいつも…歯を食いしばって…我慢して…応援してるよって…幸せになってねって!!言ってたんだよ…」



2205妖怪(化け猫)「まぁ待て…今行った所で、お前に何が出来るニャ?

何も出来ニャいニャ。

お前には奴を救う事も…自分自身を救う事も出来ニャいニャ。

もう忘れたかニャ?己の無力さを。

ああせめて…せめてお前に力があれば…俺だってお前を止めはしニャい。

だけどニャ…お前には無理ニャ。

傷どころか、影響を与える事すら不可能。

はぁ…分からんかニャあ?お前が行った所で、死体が増えるだけだと言っているのニャ。

それで良いというのニャらこれ以上は言わニャいが、行けば確実に…お前は死ぬニャ。

無理にとは言わんが、理解して欲しいニャ。

我が主よ…まだ別れには早すぎる。」



2206おとぎ話(西遊記 悟空)「俺は猿だからよー。

難しい事はよく分かんねぇ。

お前は争いが苦手だって言ってたけどさ戦う以外に俺は解決策を知らねぇんだ。許してくれ。

三蔵(さんぞう)さん…こんな俺だけど…こんな…俺だけどさぁ!自分の大切なモノくらい、守らせてくれや。」



2207森の住人(半獣)「確かに私は半獣ですからね。

色々と苦労もあるんですよ。

けどね、此処の人達は決して私を除け者にしたりしない。そういう自信があるから他の人に何を言われたって私、涙を流したりしないんです。

可笑しいでしょうか??

でも…私は私なりに私の居場所を、ちゃんと守りたいですから。

作ってくれたあのコの為にも、いつだって私、笑っています。」



2208使い魔「…主(あるじ)。

…どうして泣いているのです?

…どうして、悔やんでいるのです?

…貴女が涙を流しているなんて、珍しい。

私でよければ、話くらいはお聞きしますよ。

…主。私は貴女の笑顔が好きです。いつでも笑顔で…"頑張れ"って肩を叩いてくれる貴女が好きです。

……どうか今日も、あの言葉を聞かせてください。」



2209RPG(別れ)「任務お疲れ様。短い間だったけど、お嬢ちゃんと一旅したこの1週間は楽しかった。

お嬢ちゃんがいなかったら、もしかしたら俺も死んでたかもしれない。ありがとな!

ちぇー。もう迎えが来ちまったや。

ほら、行きな。アンタはあっちの世界で生きる人間だ。

俺等とは違う。

いつか、またお前の身に危険が降りかかった時には必ず助けにくる。

俺等は仲間だからな!」



2210RPG(まだ子供だからと作戦に入れてもらえない)「なんでさ…ぼ、僕だって…皆の仲間だよ…チームの一員だよ…!

僕だって…アイが心配なんだ…連れ去っていったアイツ等の事が、許せないんだ…!

お願いだよ…僕の事も頼りにしてよ…作戦に参加させてよ…!

僕達…チームだろ!?」



2211戦闘「お前は、お前だけは救ってみせる。

あの日も…ちゃあんと…そう言ったろ??

俺は死なねぇよ。少なくとも、お前がヨボヨボのシワだらけの顔で永遠の眠りにつくのを見届けるその時まではな。

安心しろ。死ぬときは寿命で。ちゃーんと死なせてやる。

それまでは絶対…死ぬんじゃねぇ。」



2212戦闘(サイボーグ少女)「あまり なめないでくれるかしら?貴方が戦っているのは人間では無ければ可愛い女子高生なんかでも無い。サイボーグなのよ。

あら、いきなり反撃をお見舞いしてしまって御免なさいね。

だけど、あまりにも貴方が容赦無く攻撃してくるものだから、もう悲鳴をあげてあげる気も失せてしまったの。

貴方は言ったわね。女は敵にならないと。

でも、本当にそうかしら。

例えば私は一応女型のサイボーグなのだけど…。今私に無様な格好を見せて…助けてと命乞いをしている貴方は、本当に私を敵と見なしていないのかしら?」



2213怒り(情け程辛いものは無い)「…いいんだ。

俺は負けた。これはお前のだ。

遠慮なんか要らない。

俺は後継者に相応しく無かった。ただそれだけの事だ。

○○…いい加減、気づいてくれ。お前のその優しさが、時には人を傷つけるんだ!!」




2214狂気(架空世界)「ッヒヒ…ああはははは!

頭が狂ってるって??

そうさ、そんな事は決まりきったことだ。

なんで?なんでぇ??

アヒャヒャヒャヒャヒャ…お前…散々綺麗事並べてたくせに、なぁんにも分かっちゃいないんだなぁ。

良いだろう。教えてやるよぉ。

この世界はなぁ、VRっつってな。現実(リアル)じゃねぇ。架空世界なんだ。

つってもぉ?此処で起こった事は、現実にも大きく影響する物事ばかり。

例えばそうだな。この石ころ。そう。この俺の手の中にある石ころは粉々になる。したら現実のコイツも今や粉々って訳。

意味分かるか??この世界にあるモノすべては、現実にも存在するんだ。その全ては連携されている。

つまり、此処で死ねば現実でも生きては居られねぇってことぉ!!

アヒャヒャヒャヒャヒャ!お前の身体は複数あっても!!その心臓はたった1つ。

そりゃ狂うよなぁ!此処では狂えない奴から死んでいく。まともな奴ほど馬鹿を見る世界なんだからよぉ!!!」




2215殺人犯「何度も何度も何度も!!訴えたさ。

何度言っても、分からないんだよ。ああいう奴はさ。

だから殺した。

何度言っても分からない奴には、罪の分だけ罰を与えなきゃ。

あれでも足りないくらいだよ。

僕と母さんが受けた屈辱は…あれで晴らせる様なもんじゃない。

でも、あれ以上の罰を与える事は、不可能だからさ。仕方無いよね。

あはは…何?その顔。

安心して?僕も、自分の罪の分くらいは罰を受けるからさ。」



2216化け物「なんでだ。…オレは、ずっと信じてきた。お前は、お前だけはナカマだと信じてきた!!

なのに、なんで…。

嘘だ…お前は、金等に踊らされる様な人間じゃあ無いはずだ!!

ッあ、あああ!!ああああ!!

馬鹿な…アデムッ!!お前…。

ああ…これは、現実なのか…。

アデム…お前の笑顔は、言葉は、嘘だったというのか、…。

オレは、屈しない。化け物には、化け物なりに心があるということを…忘れるな」



2217化け物「ふーん。中々言うじゃない。私のコレが、身勝手だって言うんだ??

でもさぁ?貴方はこんな身勝手な私が好きなんだよね。こんな身勝手な私を、守ってくれるんだよね??

私を守る為になら、死ねるんだよね??

あは、あはははは!!

私ね、血が欲しいんだぁ。

こんな姿になってしまって、こんな種になってしまって!!私、すっかりヒトの血を失ったの。

だから、ねぇ?

私を人間とするために貴方のその血をちょうだい。」



2218祭り「なぁ!もっと笑え!此処は祭りじゃ!夏祭りじゃ!

祭りは楽しい。笑う場所じゃ!

悩むのも、泣くのも、怒るのも後でゆっくりやれば良い!

今は笑え!笑うのじゃ!」



2219姫「時には恋心を抱きたくもなるものです。

私は一国を治める王家の人間ですから。そんな事が許されない事くらいはわかっています。

けれど、私も一人の人間ですから。恋の1つくらい、許されても良いんじゃないかなって、たまに思うんですよ。

変ですかね?私なんかが恋したいなんて…どう思いますか?旅人さん。」



2220魔法少女「使いたく無いだなんて、言えないよ。

だって、皆を守るためなんだもん。

私が我が儘言ってる間に、どんどん皆が傷ついていく…そんなの、もう耐えられないの!!

だから、私…魔法少女になる!!」



2221イケボ「ったく。しょーがないなー。ほら。

……何してんの?早く入って。写真、撮るんだろ?早く入んないと俺、一人で撮っちまうぞー。

ん、はい、チーズ。(カシャッ)

バカ…なんでそんな顔してんの?今回だけだかんな。写真苦手なんだからさ。」



2222イケボ「…知らない。

…言ったろ?後で止めてって言っても知らないってさ。

後悔しないんだろ…。じゃあ俺のになれよ。

………ぷ…ッハハ…。

そんなマジで不安な顔されたらさ…。手出せないじゃん。

大丈夫…。○○が、ちゃーんと本気で良いって言うまでは俺、手出さねぇから。」




2223職業(傭兵)「どんなに傷ついた所で…何度だって助けに駆けつけてやるさ。

それが俺のやるべき事だからな。

勘違いすんな?俺は傭兵だ。

アンタが貧乏人になった時。その時は俺がアンタを殺しにきてやるよぉ。

っはは!そんな怒んなって!

安心しな、金ってのは絆なんかよりも信用出来る。絶対の力なんだからな。」



2224悪役「なんで?なんでなんでぇ!?

なんで生きてる訳?ちゃーんと息の根止めたハズなのにさぁ?

……ふーん。そう。まぁ良いや。

どっちにしても死んで貰うしか無い訳だし。生きてたなら今此処で殺すだけ。

なんだよ。かかってこいよ。

僕は敵だ。アンタらが知ってる僕なんて、ただの演技に過ぎないんだよ。

ほんと、アンタらが馬鹿で助かった。ありがとね。

……おかげで簡単に騙せたよ。(笑)」



2225悪役「あーあ。ヒーローってのは  おめでたいなぁ。

ああやって仲間だ絆だーって笑ってられるなんてさ。

きっと、自分達の中に敵が紛れてるだなんて、夢にも思わないんだろうなぁ~。

(笑)…ま、いずれ時は来る。

その時のアイツらの顔…きっと良い顔をしてくれることだろう。

…楽しみだなぁ…トリックの種明かしがさ。」



2226RPG「思う存分…戦って下さい!!僕だって、職人(プロ)ですから!!まだまだ戦えます!!

僕にとって貴方がそうであった様に…貴方にとっても、僕は頼れる存在でありたいんです!!」



2227学校「おはよ!

……なんか、変な感じ。昨日まで君の後ろ姿を眺めながら登校してたのに…今日から横顔見ながら登校出来るんだね…。

なんか、顔みたいんだけど…恥ずかしくて見れないや。

ごめんね?下ばっかり向いちゃって。

あ、あのっ……これから…その…彼女として、よろしくお願いします(小声)」



2228能力者(ハサミ)「ウフフ…ゾクゾクしちゃうでしょう?

生きている動物を少しずつ…だけど確実に切り刻んでいく感覚…。

これが…私の求めていた感覚なの。

このコと私が、初めて重なれた。このコが感じていた感覚を、今…私も感じてる!!

ウフ、ウフフフ。気持ちいいわ。もっと…この感覚に満たされたい。ねぇ?良いでしょ?」



2229能力者(ハサミ)「幸せ…私は幸せだよ!?なんで、なんで不幸だなんて言うの!?

私は…このコとやっと重なれて…やっと一緒になれて!!!

とっても幸せだもん!!!

なのに、……なんでぇ……!

なんでっ…こんなに涙が出るのっ…!?

可笑しい…こんなの可笑しいよ!!

あ、あああ、…違う…違う違う違う!!!私はもっと!!もっとこうしていたいの!!もっと切るの!!

このコがそうした様に…私も!!」



2230能力者(半分の能力)「ねぇ?迷ってるの??ピザと、パスタ。

っフフ…そんなに迷ってるなら、半分コにしちゃえば良いんだよ。ピザもパスタも。半分ずつ全部を選べば、迷う事なんか無いんだもんね??

ッフフフ!!

ほら、半分コ。ぜーんぶ半分コ。

これで欲しいもの全部食べれるよ。

お兄さんも…ほら…半分コ♪」



2231革命軍「ッヒヒ。なんだよーそんな顔してさぁ?

お前はいっっつもそうだよなぁー。

死んだ仲間を見るたんびに号泣かましやがってよー?

いいかー?何度も言うが、俺らは苦しむ民の未来を切り開く革命軍だ。

誰かが死ぬのなんか、よくある事だ。

イチイチそーやって泣いてたら精神持たねぇぞ?

ヒヒヒ…馬鹿野郎。俺はお前より3つも年くってんだぞ?先に死んだ所で、寿命だ寿命。

俺にはもう、この世に悔いも未練もございません。

お前がまーだ死人に涙流す様な 泣き虫だって事を除いてはな。」



2232使い魔「認めない。貴様が主だと…?ふざけるな。

我が主は○○一人だけ。貴様の様な小娘など、主でも何でも無い。

我は番人だぞ。我が主が創造した宝物(ほうもつ)を守っている。

主等と戯れ言を吐く貴様の様な小娘…葬ってみせよう!!

……死んだ…??○○がか??

嘘だ。我が主は死なない。…死んでいてたまるか…。

…!!煩い!!それ以上主を愚弄(ぐろう)するな!!

ハァハァハァ………ッククハハハハハハ!!

それほどまでに言うのであれば、我と戦ってみろ。誠に、貴様が我が主に相応しいのであれば、この我を倒してみろ!!!

我が主は…○○一人。我が自らの手で…それを証明してみせよう。」



2233戦士「はぁぁ…良かったー。

あまりにも戻って来ないから、どっかで殺られたのかと思った。

全く…終わったなら早く帰って来いよな?

いくら俺だって、心配くらいはするんだからなあ!

ん??泣いてねーよ!汗だ汗!」



2234シャドウバース(ワンパンマンコラボより:サイタマ)「この世に悪がある限り…この黄金のマントを脱ぐ日等は来ない!!…とか、マジで言ってみてぇわ。

言えねぇよ。俺、そんなキャラじゃないし。そもそも黄金じゃないしコレ。黄色だしコレ。

黄色のマントってなんかカッコよく無いじゃん?

ん?あ、ドーモ。趣味でヒーローやってる者でぇす。以後お見知り置きを。」



2235涙「僕は平気だよ。

君を守れるのなら、どんな痛みだって負ってみせる。

君の事が、何よりも大切なんだ。

正しく無くたっていい。間違っていていい。

ただ大切な君を守りたいから。

だから君は、いつだって笑っていて欲しい。

そう思うのは、いけないことかな…?」


2233母「なんで、分かんないかなぁ…!

お母さんってのはねぇ!自分がどんなに辛かろうが損しようが!子供の為になら頑張れるんだよ!!

迷惑くらいかけて良い!子供のうちに、まだ私がこの世にいるうちに!!

沢山っ!沢山甘えなさい!!

私が頑張れなくなったら、その時は!!私は貴方のお母さん辞めてやる!!それくらい覚悟決めて貴方のお母さんやってますから!!」



2234identity v(占い師)「…くだらなくなんか無いですよ。彼等は今、必死に生きようとしています。

彼等が希望を捨てない限り…歩み続ける限り!!

未来はいくらでも覆(くつがえ)せる。

占い師である僕が言うのもなんですが、"運命"なんて、案外気まぐれなモノなんですよ。

数ある未来の中のたった1つの可能性でしかない。

貴方には理解出来ないでしょうが、僕等は必ず扉(ゲート)を出ます。どんなに傷ついていようが、必ずね。」



2235identity v(傭兵)「なぁイソップ(納棺師)。お前が気に病む事は無い。他のどいつが何と思っていようが、俺はお前に恐怖なんか覚えない。

荘園(ここ)に来る前も死なんか其処(そこ)ら中に転がってた。それが日常だったからな。

俺は…前までは寧ろ棺桶に飛び込んでやりたいとすら思ってた。仲間の死体を見るたびにな。

……俺は全力で椅子から仲間を救助する。お前はお前のやり方で、誰かを護れば良い。」



2236能力者「あら、似合っているわ。ほんとよ?食べちゃいたいくらい愛らしく、傷つけてしまいたくなるくらいに美しいわ。

ねぇ?貴女は私のコ…私の可愛い使い魔じゃない?

私がこの世で一番である為に…此処で死んでくれないかしら。

………ンフフ…ンフフフフ…!そう…そうよ。私以上に愛らしく、美しい存在なんて要らないの。

そんな事は当然じゃない?

例え私の可愛い使い魔であろうとね。

はぁ…痛いわ。それでも何故か心地良い。…こんな快楽…一度覚えてしまったら辞められないわよね?」



2237能力者「昔の事は昔の事だ。

"才能"なんていうイカれた能力のおかげで、この通り…今じゃあ俺も立派な化け物さ。

なぁに…取って食おうなんざ野蛮な事は考えねぇさ。

ただ…お前らが壊れないうちに…俺の事は忘れてくれ。」


2238病み「パパとママがね、この子を捨ててきなさいって言うの。

うちでは飼えない。手に負えないってネ。

だから私は、この子を守る為にパパもママも殺した。

だけどその何が悪いの??

私の大切な家族をね、捨ててきなさいって言うんだもん。あれぐらい当然の報いだよ。」


2239涙(才能)「僕は死にたいんだ!!放っておいてくれよ!!

母さんも父さんも姉ちゃんも!!僕が何で必要なのさ?

僕は遺伝にそぐわない落ちこぼれだ…。僕のせいで、皆がどんなに馬鹿にされ…どんなに嘲笑われてきたことか!!

誰も言わなくても、誰に言われなくても!僕には分かる。

僕は…この家には必要無い。要らない子供なんだよ。

姉ちゃんみたいに、賢くて可愛くて…それでいて格好良くて!!完璧な人間がいるんだから!!

ねぇ…父さん…母さん。分かるでしょ?本当は感じてるんでしょ!?

だったら…綺麗事なんか言わないでよ。そういうのが…逆に僕を苦しめてるんだよ。いっそのことっ…!!"お前なんか要らない"って…捨てられた方がよっぽど幸せだ。」



 2240涙(死刑前の言葉)「皆っ…!!良いから帰ってよ!!

僕は…これ以上誰にも傷ついて欲しくないんだ…僕が生きていく為に、誰かを犠牲にしていかなきゃいけないなら、それなら僕一人が死ねば良い!!

オッチャンも…ベルおばさんも…ルイもポコも!!皆…僕の為に死んだんだ…僕のせいで死んだんだ!!!

皆…皆ぁ!!皆には、明日も…笑っていて欲しいっ……。

僕は罪人だ!!皆を死なせた罪人だ!!こんな僕の為に…命をはるなんて!!そんな馬鹿げた事は…もう、やめてくれぇぇ…!」



2241涙(格好悪い仲間と俺は。)「っはは…はははは!!皆ぁ…俺ぁ反吐(ヘド)が出るぜ。何だってお前ら…俺をそこまでして生かしてぇんだ。

俺なんか、ちっぽけで…何の役にも立たねぇ。どうしようもねぇ奴だってのによぉ?

泥だらけになって…血 垂れ流して…号泣して…みっともねぇなぁ。

本当、お前らは皆馬鹿だ。

馬鹿な仲間だ…!

あーあ。クソ…俺まで泣けてきたじゃねぇか。(笑)

1つだけ。俺に言わせてくれ。

これから俺は、皆の力の甲斐(かい)もなく死んじまうかもしれねぇ。

最後の最後で、馬鹿面して"やっぱ無理でした"なんて言って笑ってるかもしんねぇ。

だけど…俺は、お前らみたいな馬鹿で格好わりぃ連中と!!これからも生きていきたい!!!

俺の為に!!その尽きかけてる力!もう一度かしてくれ!」



2242狂気(不思議な国の白兎)「僕は可愛い兎さん。不思議な国の兎さん。

でも何だろう…頭から血が出てるや。兎さんを傷つけるのは何処の誰??

僕はただ案内してあげようとしただけなのに…。なんでこんな酷い事をするのかなぁ??

良いカナ?僕は…残念だけど気が短いくてサ。

理不尽に傷つけられるのとか、許せないんだよね。

だからさ、このイライラがおさまるまで…君を傷つけても良いカナ?良いよね。

僕に見せてよ。君の紅い血をさぁ。」



2243狂気「要らない…要らないんだよ。友達も、家族も、この世界も皆要らない!!

欲しい…僕は欲しいんだ。君がいてくれさえすれば良い。君と僕だけが!存在すればそれで良い。……なのにさぁ、君はおかしいよ。"全部が大切"だなんてさぁ?

僕はこんなに君に一途で…君が全てなのに、君にとって僕は、君の中のたった1%にも満たない…。

こんなのってズルいよ…!!

僕と同じように…愛してよ。僕と同じように縛ってよ…!!

君は僕ので、僕は君の!!

そうでなきゃ存在しちゃいけないんだからさぁ!!」



2244狂気(狂った政治)「やだなぁ。僕は何にも変わっちゃいないよ。

変わってしまったのは、君の方だろ?

っはは。何を言ってるのかなぁ。

執念とか…意志とか…そんな甘ったるい事を言っているから いつまでたっても無能だと言われ続けるんだよ。

国を動かすなら、狂わなきゃ。

国を動かすなんて、人間のできる事じゃあ無いんだから。

口だけ達者で何も動かない政治家の時代は終わった。

これからは王が!!玉座に座り、王政を振るう時代なのだ!!」



2245狂気「言葉で言うのなんてぇ、とっても簡単じゃないですかぁ?

ンフフ…人って、本当に口だけしか動かさない生き物なんですよぉ。

貴女だって、きっとそうでしょお?

近づかないとか言っておきながら、また近づくんでしょお?

そんな事、私分かってるんですよぉ。

私ね、煩い虫が一番嫌いなんですぅ。

視界に入らなくても、羽音ブンブンならして耳元飛んでれば、さすがに私も気づきますし。

ねぇ?虫さん。だったらもう いっそのこと今すぐに潰しておけば

あとで目障りじゃないですよねぇ?ンフフ…。」 



2246戦士「0だ。勝つ為には、0しか無い。

全てを失(な)くす覚悟で戦うんだ。

全てを失くしても、生き続ける覚悟を持つんだ。

必ず、勝機は見えてくる。

お前が0をモノにすればな。

ッハハ…心配するな。最初から失(な)くなる気なんかは誰もねぇよ。

お前とまた、笑ってこの太陽拝める日を…俺ぁ待ってるぜ?」



2247メイド(芸術家のメイド)「あっ…ご主人様!?またこんな所で寝てっ…!……はぁ…よく眠られていますね…。

仕方ない…毛布、かけておきますね。

今度からは、机(デスク)で眠ってしまってはいけませんよ??

全く…熱中すると寝るのも忘れて作品造りに専念するんだから…困った人です。」



2248職業(画家)「誰かの為にって、そればかり考えていた。

僕の作品を喜んでくれる人達の為に…皆の喜んでくれる作品を作ろうと思ってた。

でもさ、その内に自分が自分の作品を描いてるんじゃなくて、他人の作品をコピーしてるみたいな感覚になってさ。

…あはは。君に絵を破られた時は、ビックリしたけど…それでも自分が製作を楽しめて無いって気付けた。

ねぇ?僕に、君のことを描かせて欲しい。どんな君でも良い。自然な君を描きたい。

もし、良かったらで良い。描かせてください。」


2249identity v (写真家 ジョゼフ)「嗚呼…身を隠したって…そんなの無駄なんだよ。

"耳鳴り"が煩くて五月蝿くて たまらない。その足音1つでも…僕の聴覚には響いてくるんだ。

ッククク…。この感覚を忘れない様に…無くさない様に…。

写真を1枚…撮ってみるとしようか??

ほら、今迎えにいくよ。さぁ、全力で逃げるがいい。僕はもう…君という被写体に釘付けなんだ。

いつまでも僕は、君を追うよ。」



2250identity v(写真家 ジョゼフ 引き留める)「僕はこの瞬間を心待ちにしていたんだよ。

ッハハハ!僕らはハンターとサバイバー。お互い、相容れない関係じゃないか?

それなのに、君達の目に少しでも僕が優しく見えたのであれば…それはただの幻想。幻でしかないんだよ。

僕は…ずっと此処でサバイバーを待っている。僕はこの狭い写真世界の中からはでられ無いからね。

なのに、せっかく出会えたのに…僕を置いて帰るなんて…そんなの寂しいじゃないか??

だから…僕は君を"引き留める"」



2251「んー?あれ、見ちゃった?見ちゃったかぁ。

君にはもっと沢山の世界を見てきて欲しかったけど。仕方ないか。

素敵でしょ?僕の眼球コレクション。

僕の気に入った眼球はね。全部此処に集めるんだぁ。

まぁ、気に入らなくても、このコレクションを見ちゃった眼球は、強制的に貰っちゃうんだけどさ。だからさ、君のはちょっと早い気もするけど、見られちゃったから引っこ抜いちゃうね。

大丈夫 大丈夫。痛いのなんて通り越してしまえばどうってこと無いからさ。

あー、やっぱり君の眼球は綺麗だ。

そのコバルトブルーの瞳がたまらなく僕の好みなんだ。

ッハハハ。そうやって怯えて瞳孔が広がっちゃってる所なんか最高だぁ!!!

はぁ~(眼球を舐める)。ッヘヘ。

綺麗な眼球をありがとう。」



2252予知夢「こうして君を見下ろすのは2度目か。あれは4年前の君の夢の中。僕よりも君のほうが覚えがあるんじゃないかなぁ?

僕がこれからどうするか?それを君は解っているんじゃないのかな?

この突き立てた刃で、僕は誰かの皮膚を貫(つらぬ)いてしまいたくて仕方がないんだ。

君で無くてはならない。そんな理由は無いが、僕はやはり君を貫く事にする。

悪く思わないでくれ?僕が人を殺してしまいたい時に、君がちょうど僕の目前にいるのが悪いんだ。」



2253「ほら、輸血剤ならいくらだってあるんだ。

だからもっともっと僕の為に血を流して欲しい。

僕の為に生きていて欲しい。

君を生かすも殺すも僕次第…こんなシチュエーションに僕はこれ程までに興奮してしまっている。

はぁ~まぁた血が足りないのかな?じゃあほら、また血を射ってあげるよ。」



2254「アッハハ!!馬鹿だなぁ。

本当に逃げられるとでも思ったぁ?

逃がす訳が無いじゃん。

僕は君をボロボロにしたくて連れて来たのにさぁ?生きて返すなんて有り得ない。

でも、残念だったねぇ?もう少しで一歩外に出られたのに。

また逆戻りだなんてさ。まぁ無駄だと思うけど、もっともっと抗ってよ。

君が抗えば抗う程。必死になれば必死になる程!僕はこんなに興奮するんだ。

アッハハ…。そんなに顔グシャグシャにして泣いて…そんなに悔しいんだ?僕に教えよぉ?今どんな気持ちぃ?

僕にだけは屈しない?そりゃあ良いや!

じゃあほら そのまま!!歯くいしばって耐えてみろよ!!

ああ、アハハハハ。あーあ。壊れちゃったか。」



2255「私の踏んだ床は血まみれ。

クラスメートも、友達も、センセも…私が皆殺しちゃった(笑)

しょうがないでしょう?大切な人が出来るたびに、いつかいなくなっちゃうのが怖くて仕方がないんだから。

殺しちゃえば、卒業とか関係無いからね。ずっと一緒にこの教室で過ごすんだよ。

私にとっても皆にとっても、此処は永遠に3年4組の教室だから。

だからみんな、変わらず此処にずっといて。」



2256「ナッハハハ!!馬鹿はどっちだかなぁ。俺は、テメェみてぇな奴を山ほど見てきた。

散々抜かしておきながら、いざ戦おうとなったら腰を抜かしてビービー喚(わめ)く奴をなぁ。

テメェもどうせそうなんだよ。

俺を楽しませる事も無く、勝手に命を落とすんだ。

本当、馬鹿で無意味で存在価値の無い人間程、面白くない生き物なんかいねぇよ。

ホォラ。そうやって言葉並べてる暇があったらよぉ。

ちぃとは俺を楽しませてみろや。」



2257「君には失望したよ。

まさか、僕以外の誰かと仲良しごっこなんてする能(のう)が、君にあったなんてね。

謝罪なんかが聞きたいんじゃないんだよ。

僕は君が欲しいんだ。

君がどこの誰と 絡もうが 戯(たわ)れようがそんな事はどうでも良い。

どんなに足掻(あが)こうが、君は僕のモノなんだからね。

ン?赦(ゆる)さないよ。でも怯える事はない。

ただ僕だけのモノなんだっていう証を 記憶を君にもう一度あげるだけ。」



2258「いいですよ?べつに。

他の女なんかに興味は無いですから。

でも、他の女に うつつを抜かす貴方は嫌いです。

だから、もう二度と他の女に触れられない様に…私の味をちゃーんと覚えてくださいね。」



2259「…ああ、私の事は良い。

そこの彼を助けてやってくれ。

あまりにも手強い敵だったのでな。気を失ってしまった様だ。

…ああ、私は自分の足で戻る…。

……はぁ…気付かれ無かった様で良かった。

目には見えない剣(つるぎ)とは…洒落た事をしてくれるッ…。

はぁ、すまないな○○…私はどうやら此処で終わりらしい。

明らかに敵(カナ)わない敵に、勇敢(ゆうかん)に立ち向かう…良い後輩を持てたんだ。大切にしてやってくれ。

私は、お前という良き後輩を持てて、とても幸せだった。

次はあの世で、また会うとしよう。ゆっくりで良い。また同じ世で存在し得る時に、また会おう。」



2260「何故絶望しない…!!何故抗い続ける…!

お前も予知夢を視れるのなら、私と同じ未来を見た筈だ!

貴様らに勝ち等無い。貴様らに生きる未来は無い!!

私は斬る…お前がそちらにいる限りな!!

まだ解らんか!!未来は言った!!お前を殺すのは私なのだ!!」



2261「屈する気は元より無い!!

殺すなら殺せ!!この首、晒したければ晒すが良い!

私は誇り高きアスランの騎士!

国の為にならば喜んでこの命など捨ててやる!

ッククアハハハハ!!聖地アスランに!!栄光あれ!!」



2262「ふっ。ほざくな。

アンタ等がどんなに俺等を縛っても、また俺等は立ち上がる。

俺等は雑草だからなっ!綺麗なモンじゃあないが、絶対にくたばらねぇ。

何年 何十年 何百年…いいや。時代を越えて拷問されようが、この熱は冷めねぇんだよ。

どうだ!!アンタ等に俺等を縛りきれるのか!!」



2263「うっせぇ!!

お前はタダの女か!違う!!お前は軍の要(かなめ)だ!!

恋心にうつつを抜かすな。

任務遂行の為だけに尽力しろ!!

お前をタダの女にしてしまう男など、棄ててしまえ。

国を棄てる気か?危険に晒されている国民を見棄てるのかと聞いている!!

泣くな。国を護ると決意したのなら、その為だけに己を捧げるのだ。」



2264お嬢様「駄目よ。貴方にはあげない。この花はね?この都に唯一残った、大切な植物なの。

花はとても綺麗だわ。

人間にはもう、この美しい生命体を造り出す事は出来ない。

ただ枯れ果てていく植物達を、私達は見つめる事しか出来ないのよ。

お金や情なんかで、この星の宝物を渡す訳にはいかないの。」



2265主人公に夢中なお嬢様「はぁ、貴方って本当に使えないわね。良い?私は○○様をお助けするのに今忙しいの。

お茶を飲んでいる暇も、つまらないパーティーなんかに出席する暇も無いのよ。

そんなに行きたければ貴方一人で行ってきなさい?

あ~!待ってぇ!○○様ぁ~!」



2266婚約が決まったお嬢様「ちょっと?屋敷にまで忍び込んで…どういうつもり??

……はぁ、仕方ないでしょ?私はこの家の一人娘なんだから。

婚約者が勝手に決められるって事くらい、小さい頃から知っているわ。

何よ。私が婚約する事がそんなに不満??

あのね、私はこの家に生まれた以上、自由は認められないの。

それでも今まで、好き勝手やってきたわ。

だからもう良いのよ。

そろそろ枠に収まって…静かに過ごす時期って事。

だからもう…迎えに来ないで?

もう私…森や川には、行く気無いからさ。」



2267危険だと分かってる「私は、羨ましかったんです。

外の世界で自由に走り回る貴方達のことが、羨ましくて仕方が無かったんです!

でも、ただそれだけ。

外に出てみて、気づいたんです。

カゴの中が…屋敷の中が…どれ程安全だったかって……。

だからほら…もう、迷惑ですから。

此処には来ないでください。さよなら。」



2268「あーら。見ていたの?

行儀の悪いコね。

まぁ良いわ。あれだけ忠告したんだもの。それでも見てしまったのなら…仕方ない。

大丈夫。一瞬で終わるわ。

貴女が瞬(まばた)きをして、もう一度目を開けた時には、貴女はもう、死んでいる。」



2269悪役「やぁやぁ。遅かったねぇヒーローさん。君が遅いから人質の首が飛ぶまであと5分。

その5分の間にこの私を倒せなければ死刑執行される。

……さぁ?早くしなければタイムリミットは迫っている。

かかってこい。お前に選択肢等無いはずだ。」



2270悪役「おやおや。貴様の攻めはそれで終わりか?

ンフフ…(笑)貴様は自分の駒を過信しすぎだ。

攻めて攻めて攻めて…。攻撃のために自分の駒を犠牲にする。

それでは私には勝てんよ。

引くべき所は引き、突くべき所は確実に突く。

まぁ…私に挑んだ事が、既に貴様の敗因だったのかもしれんがな。」



2271悪役「残念でしたね。

僕には、確かに視力が無い。

だから勝てるとでも思ったんでしょう?

僕には、貴方の顔も姿も分かりませんが、それでも貴方が何処にいて、どんな構(かま)えをとっていて、これからどんな動きをとってくるのか。

そのくらいの事なら僕には手にとるように分かります。

貴方は勝てませんよ。

散々、視力の無い事を馬鹿にしてきたんでしょう。

ボスの隣で、いつもブツブツとモノを言う僕を、何も出来ない弱者だとでも、思っていたんでしょう。

でもね、違うんですよ。

僕は4天皇の更に上…ボスの一部であり、ボスの手であり…足であり…そして、心眼なんだよ。」



2272コードネーム:狐「何を喚いているのかな?

僕は狐だよ?

他人(ヒト)を騙してなんぼ。

欺(あざむ)いててなんぼの性分(しょうぶん)なんだよ。

ッフフッフハハハ!!

これしきの事で怒るなんて、駄目だよ。

こんなのほんの序(じょ)の口。

本番はコレからなんだからさ?」



2273脱出ゲーム「全員脱出するってぇ??

ンフフ…ンハハハ!!

可笑しな事を言いますね。

このゲームはサバイバルゲーム…全員死ぬ可能性だってあるこのゲームを…貴方、全員脱出するって…笑

ッフフ…。まぁ、無理だと思いますけど?せいぜい頑張ってみちゃってください。

もしかしたら、ひょっとすると奇跡みたいなものが起きるかも??しれませんね??笑」



2274「うっさいのぅ?

己ぁ猫の端くれじゃけ。縛られるんわ好きじゃあ無いんじゃがのぅー。

どうもアンタは、ワシの事を勘違いしとるみたいじゃけ、教えてやろうかの。

ワシはアンタと組んだ覚えは無い。

ただ己の進む道にたまたまアンタがおっただけじゃ。

一緒に側歩いとるだけの他人じゃ。

じゃけぇのぅ。ワシに指図するなや。」



2275「ナハ!ナハ!ナハ!

バーカじゃないのー??

何も知らないで…"絶対助ける"って。

お前達が本当に正義なのかぁ??

正義は、1人1人違うんだよ。お前達が正義を振りかざしてる裏で…必ず泣いてる奴が存在する。

それってどうなんだ?

図星みたいなだな?ナハ♪

なーら引っ込んでろよ。偽善者共が!」



2276怒り「"すみません"って謝れば済むとでも思ってるの?

残念。無理だね。何でって…そりゃあ、僕の怒りはそんな事で静まる程ちっぽけなモノではないからだよ。

……教えてやるよ。どうすればコノ怒りがおさまるのか。

それは、君という害悪な存在が目の前から消えること。そしてもう二度と現れないこと。

いや、違うなぁ。

この世にも、あの世にも存在すらしない事だ。」



2277怒り「ああ、ごめんごめん。俺、こう見えてちっぽけだからさ。

こんなに小さな事でも、すぐ頭に血のぼっちまうんだよなぁ。

でもさぁ?俺をキレさせる方がわりぃんだ。

殺されても、文句言うなよな。」



2278「テメェら…いつまでも いつまでも…俺が黙っているとでも思っているのか!!!

コチとら散々 歯食い縛って我慢してやってんだ……覚悟は出来ているんだろうなぁ??

ああ…止めても無駄だぜ。俺はなぁ…大事なモン傷つけられてまで…黙っていられる様な…そんな奴等とは、違うからよ!!!

この怒りが収まるまで…止めらんねぇんだよ!!」



2279恋愛「なんで、こういう事ってちゃんと言えないんだろうね…!

離れたく無いし、ずっと側にいて欲しいのに…口にする事が出来ない。

伝えたいのに、伝えられない。

ちゃんとさ、"いかないで"って言えてたら、

きっと今頃、隣で笑ってたんだろうね。

○○はさ。真っ直ぐで素直でいつだって正しくて…完璧では無かったけど、それでもその欠けた部分を埋めてあげたいって思っちゃう程…私……○○がすきなんだ…!」



2280恋愛「あーあ。忘れたく無いなぁ。

なんで僕なんだろうね。

折角、○○と仲良くなれたのになぁ。

あははっ。なんでそんな事言うのさ。

……僕は、出会わなければー…なんて、そんな事絶対言わないよ。

だって、○○と過ごした時間が僕はとても楽しかったし、○○の事が大好きだから。

僕は…!君を愛した事を。君とのこの時の思い出を…!絶対に忘れたく無いッ!!」



2281「今日…残念だったね。遊園地 楽しみにしてたのにさ。

生憎の大雨だ。

そんな顔するなよ。

…僕は、雨の日も悪くないかなと思うんだ。

だって雨の日は、君を独り占め出来る特別な日だから。」



2282俺っ子「黙れ…!オレは怒ってる。

お前が、そんな奴だとは思わなかった。

好きって言ってくれたのだって!!本当の事だと信じてた!!

なのに…なのに違うじゃんか。全部違うじゃんか!!

……ズルいよ。こんなにオレだけドギマギして…お前は平気で笑ってるだけだ!!」



2283「私だけ?ふーん。そうなんだ。それじゃあ…証拠を見せて?

私だけを好きだっていう証拠。

あのね。私、一度裏切られたんだよ?

それなのにタダで許せる訳無いでしょ。

だから見せて。証拠。

見せてくれたら許してあげる。

今回のこと無かった事にして、いままで通りでいてあげる。」



2284出張前にダダをこねる「…連れてって。

出張も、転勤も無理。

遠くに行っちゃうとか無理。

荷物とか全部要らない。置いていって良いから、私だけは連れていくべきでしょ。

嫌。…要らないの。着替えも、充電器も、お風呂セットも、仕事の資料とかも全部!!

…そんなモノより私を連れてって。」



2285「はーなーせっ!!

もー!!いつも言ってるでしょうが!一応、私の方が年上なんだから…そうやって頭撫でないでよね?恥ずかしい!

うるさいなぁ!数ヶ月でも、年上は年上なのっ!!」



2286死んだ恋人「ねぇ、会いたい。

会いたいの。会いたいのになんで、死んでんの、?

"また会える時は、もっと良い男になってるから"って…言ってたじゃん。

それなのに、死んだって何。もう会えないって何…!!!

馬鹿。馬鹿…馬鹿!馬鹿!!

大馬鹿者だよ…アンタは…。」



2287涙「馬鹿だなぁ…。○○の癖に、余計な事考えちゃってさ??

言っとくけど、私は貴方に生涯寄り添うって決めてるんだから。

だから、どこまでだって、どこにだって連れていってよ。

私には、どんなに大変なところよりも、○○がいない世界のほうが、よっぽど見たくないんだから。」



2288涙(向日葵と。戦と。仲間と。)「時とは実に残酷で、冷たいものだ。

周りの人間は皆、戦で死んでいった仲間達のことを忘れていく。

だが、私は夏がくるとこうして思い出す。向日葵(ヒマワリ)畑が燃えた、あの空襲の日の事をな。

向日葵が焼き焦げていくこの臭いを…仲間が死んだ苦しみを…何年、何十年経(た)とうが、決して忘れない為に…!」



2289涙(花贈りまでのタイムリミット)「もういいっ!!私には時間が無いんだ…面倒な台詞等聞きたく無い…。

私は、果たさなければならないんだッ…!

この手に持った花を…届けなければならないんだ…。

なのに…なのに私のこの足は…身体はっ……たった…たったこれだけの道を、もう進もうとしないんだッ!!

悔しい…悔しいッ!!こんなに、こんなに悔しいことがあるかッ!!」



2290涙(最後の力)「ッ…ああ…はぁ…はぁ…。

ごめんね。もう僕は…ダメみたいだ。

悔しいけど、街まで君を送り届ける事はできない。

平気さ。君なら必ず帰れる。

僕が追っ手を此処で引き留めるから。

だから早く逃げて。

っハハ…。僕が不幸者だって?…違うんだよ。

僕は君を生かして死ぬ事に何も悔いていない。

僕は君を愛した。僕は、僕の人生においてたった1つの宝物を守り抜けたんだ。これ以上の幸せ者なんか、他にいないだろ。」



2291涙「私、自分の命なんてどうでも良いんですよ。

私が死んで、他の何かを救えるのなら、喜んでこの命を差出しましょう。

呪いを止めるのに、血が必要だと言うのなら一滴残らず、この私の血液を捧げます。

貴方の計算では、"決して間に合わない"との事でしたが、私が命を惜しむ人間では無いという事は計算外だった様ですね。

ッフフ…ええ。どうぞ。やるならやってください。

私の命をかけて、この国は絶対に守りますから。」



2292涙「ん?ああ…昔、此処には村があったんだ。

小さな小さな村だったけど、私にとっては此処が世界の全てだった。

村に唯一流れる清流アンティーラ…村中の水がそこから汲み取られていた。

小道では犬と追いかけっこ。

近所の人はどの人もとても優しくて通りかかったらリンゴを1つくれるんだ。

……そんな平和なこの村も、たった一夜でこの様さ。

つくるのは何百年かかっても壊れるのは数分もかからない。

不思議だよね。武器だって人間が作ったはずなのにさ。

こんなに簡単に壊れちゃうなんて。」



2293涙「もう、死んじゃうの?

もう、消えちゃうの?

何を言ってるの?寂しくない訳無いじゃん。

オジサンはね、家族なんだよ。

オジサンはね、一緒にいなくちゃいけないの…。

先にいなくなっちゃ、駄目なんだよぉ?

オジサン…ズルいよ。オジサンは、なんで笑えるの??

嫌…笑えないよ…目がグシャグシャだよ…。

オジサン…いなくならないで。

オジサンが、此処に来てくれて良かった。

そう私に思わせたのはぁ…。オジサンなんだよ。

だから、オジサンは…ずっと私の側にいなきゃ…駄目なんだよ…!」



2294涙「放っておけ!!アイツの選んだ戦い方だ。アイツが身をもって果たせば良い。

ああ、無謀だよ。勝てる保証なんか何処にも無い。

いつだってそう。僕らが行くなって止めても、すがっても…アイツはただ自分の思う道を突き進む。そういう奴なんだ。

無謀だろうと絶望だろうとアイツには関係無い。

ただ1人で勝手に血を流して、勝手に助かってまた言うんだ。"ただいま"ってな。

もう止められないんだ。

死ぬまでアイツは止まらない。

何があってもな。

アイツが死んだ時は…ああ、馬鹿が遂に死んだかって…そうやって平気な顔していれば良い。

それが、アイツにとっての幸せだから。」



2295ケンカ。たった一度の言葉「何でだろう? 

"君なんか居なくなっちゃえ"って、ボクが言っちゃったのにさ。

明日謝れば良いやって、簡単にボクは考えてた。

恐かった夜を君が変えてくれたのに

君がいて、やっと暗い夜が楽しくなったのに、

またボクは、一人になっちゃったよ。」



2296「だって!!必ず護るって言ったじゃないか!!

なにがあっても!僕達一緒だって、言ったじゃないか!!

見捨てられないよ。放っておけないよ。

アイツは今…苦しんでる。

1人ぼっちで僕達を護る為に苦しんでる!!

そんなの、僕達が許していいのか、?

今、行くんだ。助けるんだ。

仲間を、僕達の仲間を!取り返しにいくぞ!!」



2297人柱「しょうがないじゃん!!

…しょうがないじゃん…。私は、人柱なんだから。もう、決まった事なんだから。

この運命からは逃れられないんだよ。

私が、たまたま選ばれただけ。

それを、他の子がなれば私は助かったのにとか…逃げたいとか…そんな事は思わない。

私は、皆の為に何か出来るのなら、ちゃんと…その役目を果たす。

だからさ…○○にも、応援して欲しいな…。

本当はさ!怖くてガクガク震えてるし…何で私なんだろうとか、普通に思う。

でも…やらなきゃ…。

村を救わなきゃ。

ね…○○。私の背中…押して欲しい。

私………逝っても良いよね…?」



2298「正しいとか、正しく無いとか…そんなのどうだって良い。

私は…救わなければならない。救えなかった事を…ずっと後悔してきた。

もう後悔したくないの。

もう一度…いいえ。これからもずっと…あの笑顔が見ていたいのよ。

例えそれが…!間違えていたとしても。

本当に果たす事が出来るのなら!!

天使にだって悪魔にだって…なってやるわ。」



2299「死ってさ、いつ来るかなんて分からないんだよ。

明日、必ず生きているなんて保証はないし、もしかしたら数秒後、死んでいるかもしれない。

そんな事は…当たり前の事なのに…そのはずなのに……。

心が追い付かないんだよ。」



2300identity v(納棺師)「どんなに気持ち悪いと言われようが、どんなに恐いと言われようが…僕は、何度だって納棺する。

不器用だけど、こんな事しか出来ないけど…僕に"誰か"を救えるなら、逝きかけた命を拾えるなら。

僕は僕の仕事を果たすだけだ!」