100個
2601「どうして、いなくなろうとするのさ?
どうして、僕を置いていくのさ?
どんなに辛くたって、苦しくたって君と一緒なら今まで乗り越える事ができた。
それなのに何で…僕から離れようとするのさ??
忘れたい?もう一緒にはいられない?
……ああ。…そっか、そっか、そっかぁ。僕を置いて君は楽になれたんだね、よかったね、あは、あははは。だけど僕は…まだこんなにも苦しいよ。」
2602秋桜「コスモス…彼女の愛した花だった。
嘗(かつ)てはこの庭園(ていえん)も、屋敷の敷地内全て深紅(しんく)のコスモスが咲き乱れていた。
彼女は秋を迎える度に、コスモスはどんな花よりも美しいと話した。
だが、どうだろう?此処にも戦の火の手が迫り、彼女も屋敷も使用人達も…そしてコスモスも全てが焼き払われてしまった。
そして、次の秋に咲いたコスモス達は何故か赤黒く…僕達の恋の終焉を知らせたんだ。
僕はそれでも、この場所とコスモスと、そして彼女の墓石を守り続けている
そうすることでしか、僕の罪は償えないから。」
2603「言葉を紡ぐ度にこの世界に悲しみが広がるなら、言葉なんてものは消えてしまえば良い。
……幸福や喜びを感じたのはいつだろう?
……いつの間に言葉は人を傷付ける刃物になってしまったのだろう?
…いつ人は、言葉を突き立てた相手が亡くなろうと平気な顔をして生き続けられるようになったのだろう?
言葉は万能だというが、それは違う。
言葉は実に不確かで、言葉は実に凶器的だ。」
2604「"ありがとう。"
貴方はいつも私にその言葉を言ったよね。
いつも当たり前にしていることでも、どんなに小さなことでも…。
……でも、私は結局…貴方になにもしてあげられなかった。
貴方の苦しみに、辛さに…!…悲しみに……何も、本当に何も気づけなかった。
酷いよ…。独りで抱えて、独りでいなくなるだなんてさ…!
"幸せってなんだろう"
それは、貴方のその声を、温もりを、当たり前に感じれる事…傍にいてよ、なんでいなくなっちゃうんだよ…!
答えてよ、いつもみたいにさぁ…?
…━━━私は幸せがなんなのかを知った。
大切な人の、”死”をもって。」
↓マイキャラ台詞
女兵長ネア女
副長エイブン男
兵士クレイ男
2605ネア「なぁ、クレイ。
少し、眠たくなってきたな。
追っ手1300人…私達が潰したんだ。
少しくらい休んでも文句なんて言われまい。
少し、背中を貸してくれ。
思えば18の時、12番隊隊長のナイレン殿の補佐として就任したあの頃から戦い戦いの毎日だった。毎日戦友を失い、そしてつぎの日には新しい仲間が増えていった。
仲間が死んでいく姿を目の当たりにするたびに、己の無力さを痛感してきた。
あぁ、空が青い。この青き惑星で生まれ、死に行けることを私は誇りに思う。」
↓戦闘
2606「何を言っている?
まだ負けてはいないだろう。
苦しい戦いだということは重々承知している。
現状、敵陣に圧(お)されている事も。
だが…私は、この仲間達がいたから此処まで朽(く)ちず邁進(まいしん)する事が出来た。
例え此処でこの命が尽きるのだとしても
この道を選んだ事に悔(く)いは無い。
さぁ行こう。我が戦友達!!
例え此処で命を落とそうとも、我が国のために戦うのだ!!」
2607「へぇ。君が穂波(ほなみ)くんが寄越してくれた連牙(れんが)くんか。
いいや?別に。期待はしているよ。
果たして僕の期待に応えられるだけの力を持ち合わせてくれているのかは別として。まぁ死にだけはしないでくれとは思っているね。
だって、一応僕の部隊で戦うわけだから。僕の部隊の旗を掲げて戦う以上はそんな死体がゴロゴロ転がっているだなんて光景は非常に不愉快だからね。
……さて。敵部隊がお出ましの様だ。お手並み拝見といこうか?
穂波部隊の新星…結木連牙(ゆいぎれんが)くん。」
2608「今からあそこに戻るだって!?
馬鹿言うんじゃねぇ、なんたってそんな無駄死にしに行く様なマネすんだ。
いいか?相手が銃を持った人間ならまだいい。特殊部隊でも、兵士でも構わない。だが、そうじゃない。
相手は血も涙も無い化け物なんだぞ!!
………こちとらガキ一人の命の為に死ねる様な安い命背負っちゃあねぇんだよ!!
……いいか?俺は無駄死にするつもりも、仲良しごっこに付き合うつもりも微塵(みじん)もねぇ。
悪いがお前の流した涙に感動して"それじゃあ助けにいくぞ"なんざ吐けるような立派な人間でも無いんだ。
行くなら一人でいけ。
そして無惨に地面に転がる死体の数を増やしてみせるんだな。」
2609「…戦えない訳じゃ無い。それが仲間であろうが敵であろうが無駄な犠牲を生みたくないだけだ。
だが、私達にも守るべきモノがある。何があっても、それだけは死守しなければならない。
戦うと決めたら、最後まで殺る。
手を出した事を、後悔するんじゃないぞ。」
2610「ふぁ~あ。(あくび)別に、アンタの為に戦った訳じゃ無いわ。
これ以上、この街を壊されたく無かったの。それだけ。
…なによ?その顔。当然でしょう?わたしの生まれ育った街だもの。
飛び火飛ばされて全員まとめて御陀仏だなんて、冗談じゃないわよ。」
2611「お?なんやお前、まだ生きとったんか。
いいや。別に悪かぁねぇよ。
寧(むし)ろ感心しとるぐらいや。
さぁて、3日3晩寝倒したんや。
十分身体も動くことやろうから死ぬ前にもう一戦、戦ってもらおか?」
↓誕生日
2665「今日、僕が生まれた日。
■■年前この地に生まれて沢山の時と思い出が過ぎ去っていった。
沢山の愛を貰って、今僕はここにいる。
これからは、僕が沢山の愛を、想いを届けたい。
ふわふわと頼りない僕だけどそれでもこれからを生きていく。」
2666最高最悪の誕生日「ふふふ、ははははは!!!
最高じゃないか!!罵声に、暴言、暴力?
今日は本当に良い日だ。
ほらもっと祝え!!もっと罵(ののし)れ…!
テメェ等のやり方で良い。
何を引く必要がある?それがテメェ等のやり方なんだろ?
だったら何を返されようが貫けや!!」
↓イケボ
2667一番のファン「へぇ。別に良いんじゃない?
君は君の色や形をありのままに伝えればそれで良いと思う。
何処の誰が何と言おうが、俺みたいに君を大好きでいる奴がいる。
だからそれで良いと思う。
忘れるなよ。いつだって応援している奴がここにいんのを。」
↓悪役
2668「あ~。残念残念。
まぁだ生きていたんですねぇ?
ああ失敬。もはや素性を隠すのも面倒だったので。
私ですか?私は魔王軍四天王が一人〇〇です。
それにしてもよく生きて此処まで辿(たど)り着きましたねぇ?
敵ながらアッパレです。
が、しかし残念ながら…貴方には此処で死んでいただきます。
魔王様の計画に、貴方は不要で…単なる邪魔者ですからねぇ!!」
↓戦士
2669「どうしてっ…!どうして今まで貴方が大切に育てあげた皆を、こんなに簡単に殺せるんですか、!!
戦士がそんなに偉いんですか?
強さが無ければ、この世界では生きていてはいけないんですか!!
教官!!答えてください、!
黙っていないで、また僕達に分かりやすく説明をしてください…!
こんなの、こんなのあんまりだ…。」
↓モデル台詞 ばぶちゃん
2670魔力解放「…ねぇ?忘れていたでしょ。
僕が“サキュバス”だってこと。
んふっ。いけないコだなぁ
そんな大切なコト、忘れちゃダメだよ?
じゃないとホラ。こうやって…簡単に噛まれちゃうんだから…(ガブッ)
んふふ。はぁ…美味しそう!!
それじゃあ遠慮無く。いただきまぁーす」
2671幼体「ばぶは、天使さん?それとも、悪魔さんなの?
ばぶはね、皆に幸せを運びたいの。
皆の笑顔がとっても大好きだから!
ニヘヘ…皆には変だって言われるけどね?でもばぶは頑張るんだ。
天使さんでも、悪魔さんでも関係ないよね?
ばぶはばぶ。それでいいよね。」
2672「んふふー♡ばぶはね?
今、とーっても物足りないんだぁ。
君の体液を頂戴(ちょうだい)?
ばぶをお腹いっぱいにさせて?
拒否権なんて無いよ?
もう、君の全てはばぶのモノ♡」
2673拘束プレイ「ねぇ?今どういう気持ち?
拘束(こうそく)されて、抵抗出来ないままにこうやって体液を貪(むさぼ)られるの。
ばぶはとっても良い気持ち♡
…え?……え、え。ちゃんと縛ってたはずなのに、なんで…?
うっ……。こんなはずじゃ…無かったのにぃ…。
スンスン(匂いを嗅ぐ)…興奮してるの?体液のすごく良い匂いがする♡
はぁ(興奮したため息)…もっと近くにきて?ばぶ、今君の全部が欲しいの♡」
↓モデル台詞 山室タクマ
2674「バカだなぁ。強くなんか無いよ。
僕は一人じゃ何も出来ない、本当は無力な人間なんだ。
だけど今は、今の僕には皆がいる。
皆がいてくれたら僕は無限大の力を出せるんだ。」
2675「”絶対に無理”なんて誰が決めたんだよ。
他人の決めた限界なんかは、君にはなんの関係もない。
自分が出来るか出来ないかは自分が決めるんだよ。
無理かどうかなんて誰に決められる筋合いだってないんだよ。
だって、成すのは君なんだから。」
2676「”自分なんか駄目だ”そんなこと、何度も感じた事がある。
だけどそうやって自分に言い訳してる自分が、一番駄目なんだよ。
僕にだって出来たんだ。きっと大丈夫。
自分を信じて一歩進も?」
↓モデル台詞 天海かのん
2677「冗談じゃないわ!
誰がこんなに暗い海の底で暮らすものですかっ!
私はあの日光のさす地上に上がるの。
青い空。白い砂浜。溢れる空気。
その全てが素晴らしい。
ばあや。口を慎(つつし)みなさい。
私を止めることは出来ませんわよ?」
2678「思っていた通り。地上って!素晴らしいですわ!
足先に触れる砂の感触…。これがヤシの木ね?とっても大きいですわー!
青い空。…!海って、こんなにも青いのですね!?
あっと…。ティーチャー??ついてきましたの!?
もう、とことん私を一人にしないつもりですわね?
まぁいいですわ。
私は知りたいのですわ。この地上のことを。もっともっと。」
2679地上の汚れを知ったプリンセス「うう。。ううう。。
ティーチャー…、ティーチャー!
陸での暮らしは、楽しいことばかりだと思ってた…。
全部が素晴らしくて、全部が輝いているのだと思ってた。
ティーチャー…?教えてティーチャー。
私、知りたいの。
これは、この苦しみはどうしたら良いの?」
↓恋愛
2680失くしもの「…無い。無い…無い…!
見つかんないよ…。
こんなに沢山探したのに…なんで見つからないの、?
……嫌だよ。〇〇に貰った大事なネックレスだもん…絶対、絶対見つけるから…。
…確かに、ここまではあったの。
………あっ。あった…あったよ!!
良かった…見つかって。私、見つからなかったらどうしようって、大切にしてたのにって…焦っちゃったや…。
ほら見て?私の大好きな人が始めて私にくれた大切な宝物。
あっ………。……そ、そう、そうだよ?
大好きじゃなきゃ、こんなに必死に探したりしないもん。
〇〇が大好きだから!絶対に見つけ出したかったの。」
2681花瓶「おっと……な、なんですか?
水替え、しなきゃいけないんですけど。…どいてください。
へっ?…あ、すみません。お花…拾ってもらって。
…好きなんですか??お花。
…いえ、何となくお花を持つ手が、優しかったので。
……人は見かけに寄らないとは、本当だったんですね。
私、全く信じてなかったのですが。
な、なんでもありません。
とにもかくにも、お花を助けていただいてありがとうございました!
……では、失礼します!」
2682屋上の居場所「zzz……痛ッ。急に開けてんじゃねぇよ……。
センコーかと思ったら女かよ…何してんだこんなとこで。
ここ、立ち入り禁止なんだけど?
……ああ?俺?俺は別にいいんだよ。
…なに、泣いてんの?
もしかしてフラれたとか。そんなこったか?…図星かよ。
…ったく、仕方ねぇなぁ。ちょっとこい。
いいんだよ。もう此処まできたら出ようが出まいが変わんないって。
それよりほら、見てみろ。
屋上ってさ、殺風景なんだけど景色一望できてさ。嫌な事とかそういうの飲み込んでくれるっていうか。
俺のお気に入りの場所なの。
フラれたとかそんなの、ちっさく思えるだろ?」
2683おそい!「あー…やっと来たぁ。おそい!
何してたのよ。
寝坊したぁ?…まったく、どこの世界に彼女との初デート寝坊する馬鹿がいるのよ。
普通集合時間の2.3時間前に目が覚めちゃって早く起きすぎちゃったー!くらいじゃない?
それくらいの緊張があってもいいんじゃない?ってことよ!
え?緊張してなかなか眠れなかったぁ?
あんたは遠足前の子供か!!
もー、仕方ないんだから。
ほら。早く行くよ!
あんたと行きたいところ、沢山あるんだから。今日はハードスケジュールなの!」
2684おくれた。「ごめん、おくれた。
待った?待った…よね。
う…ね、寝坊しちゃって。ごめんなさい。
でもでも、頑張って出来るだけ早くには来たんだよ!?
ほら、昨日緊張しちゃってなかなか寝付けなくてさ。
…4時くらいにやっと寝たから朝目覚めたら10時越しちゃってて……。
本当はもっともっと早くにきて、〇〇と1日楽しみたかったんだよ…?
……ありがと。うん、うん。そうだね、今からだもんね!〇〇、大好きだよ。」
2685「すぐに理不尽に怒鳴ってくる〇〇が嫌い。
自分は他の女の子にチヤホヤされる癖に私が男友達と話してると嫌って言う〇〇が嫌い。
待ち合わせ時間に必ず10分遅れてくる〇〇が嫌い。
洗い物とか片付け何もしてくれない〇〇が嫌い。
好きってちゃんと言葉にしてくれない〇〇が嫌い…。
大嫌いだよ…。」
2686「想いはそんなに簡単に伝わらないよ。
私が彼を好きだからって、何だって言うの?
彼には彼の気持ちがあって、好きな人だっている。
そこに入っていく事なんてできないじゃない。
簡単に言わないでよ。勝手に分かった気にならないでよ。
届かないんだから、どうせ無駄なんだから…!こんな気持ち、いっそのこと消えてしまった方が良い…。」
2687「ぶぅーーー。
ねぇ、ねぇったらぁあ!
いつまでそれやってるのぉ?
あれからもう30分も経ったよ!?
私もう1時間も待ってますよー??
…寂しい。さーみーしーいー!!
…もう、そうやってまた私を放置するんだ。そういうの苛(いじ)めだと思いますけどねぇ…!
〇〇…ねぇ…ちょっとくらいさぁ?
ぎゅって、してくれたって良いんだよ?」
2688「うっせぇ。
”お前が急な仕事でデート来れない、会いたかったのに”って電話ごしに泣くからだろ?
放っとける訳ねぇじゃん。
俺だって会いたかったし。
…はぁ(手に息をかける音)。あー…わりぃ。さすがに12月の屋外は寒いわ。
手がキンキンに冷えちまった。
帰ってきたお前の手、どうせ冷えてるだろうから暖めてやろうと思ってたのにさ。
はぁ?暖かい?嘘言えばーか。笑」
2689理想の形「好きなのに、ずっと好きなのにさぁ、!
君はずっと怒ってばかり…。
どうして思い合えないの?
お互いが寄り添うことは、出来ないの?
もどかしいよ…あるべき形は分かってるのに、そうはなれないなんてさ、?」
2690近所のお兄ちゃん「はぁ、よしよし。
辛かったね。分かってるよ。〇〇が頑張った事くらいさ。
泣いていいんだよ。〇〇が泣き止むまで、元気が出るまで俺が側にいるよ。
〇〇?泣きながらで良いから俺の話聞きな?
〇〇は、彼氏のためにって尽くし過ぎなの。兄ちゃん、嫉妬しちまうくらい。
”だれだれ君がね!だれだれ君がね!”てさ。
確かにそうやって彼氏に裏切られたりとかした時とかは凹(へこ)んじゃう原因になっちゃうんだろーけどさ。
でもそれって、良いことでもあるんだよ?〇〇が悪いってわけじゃない。
だから自分を責めなくて良い。
〇〇?こっち向いて?チュッ(頬に)忘れたか?ファーストキスが俺だってこと。
自信持ちな?あの頃から、愛してやまない俺の初恋の人なんだから。」
↓狂気
2691「にぃに?何処へ行くのぉ?
にぃには、何処にも行かないでねって…さっき〇〇(自分の名前)ちゃんとお約束したのに…もうお約束を破ろうとしているの?
にぃには悪い子ですねぇ。
でもね?にぃに?にぃには此処から出られないんだよぉ?
〇〇ちゃんの大好きなにぃには、“何があっても”〇〇ちゃんの側から離れちゃいけないんだから。ンフフフ。」
2692「だぁれが殺さないって言ったぁ?
ふふふ。私は逃げていいよって言っただけ。
助けてあげるだなんて一言も言ってない。
生きて帰れると思った?此処まで何の疑いもなく踏み込んできて、帰ります。ああそうですか。って素直に帰すとでも思った?
甘い…甘い。甘すぎるよぉ!
そんなに甘いと…此処では生きていけないんだよ?
血の滴(したた)る森…此処で生き残れるのは騙すことの出来る者だけ。」
2693玄関先で「おかえりなさい。
こんな時間までどこにいってたの?
僕はずーっと待ってたのに。
他の男?ああ、他の男の匂いがする…。
ねぇなんで?なんで君はそうやってすぐ僕を裏切るの??
君は僕のだって…決まってるのにさぁ?」
↓涙
2694「嗚呼(ああ)、世界よ有り難う。
私を幸福に包まれたこの世界の上に置いてくれたことを、私は感謝致します。
世界の終わりが近づいています…。
こんなに素敵な世界の最後を、見守る事くらいしか出来ない無力な私を、どうかおゆるしください。」
2695亡くなった親友との約束の景色「”…パシャ、パシャ(シャッターをきる音)”
今は、誰にも邪魔されたくないんだ。
…この景色を、一緒に見たかった。
一生に一度の景色だった。
………遺したいんだ。〇〇が見られなかったこの景色を、二度と無いものにしたくない。
一瞬も逃したくない。
これが〇〇との約束だったから。」
2696枯れ果てる水辺に住む水龍「水龍(すいりゅう)は水辺を護ります。
川や、泉や、海に住み、その水から成る身体を使い、人々の前に時として現れるのです。
水が清らかであればその容姿は美しく、荒(すさ)んでいれば醜(みにく)く映ります。
その命は永遠ではなく
水の消えた場所の水龍は息絶えることとなるでしょう…。
悲しくなんて、ありませんよ。
今まであなた方が私を大切にしてくれていた事を、私は知っていますから。」
↓戦闘
2697パートナー「…〇〇。何を言っているんです?
私は、貴方と共に戦う事が出来て、とても幸せでしたよ?
“貴方が行く背中を、誰にも邪魔させない。”それだけが私の誇りでしたから。
〇〇…私は貴方の、最高のパートナーと、なれましたか?
私の剣は、少しでも…貴方の右手と…なれましたか…?」
2698「…相変わらず、お前は甘いな。
もう忘れたのか?私が、目の前の敵は、息の根が止まるその時まで徹底的に攻撃し、制圧しろと教えた事を。
はぁああああ!!!…ふふ、ふはははは!
私に回復の隙(すき)を与えたのが運の尽きだったな。
お前に勝つ術(すべ)を教えてやれなかった自らに悔(く)いるよ。
私はお前のように甘くは無い。
〇〇…これで終わりだ。」
2699幸せな死に顔「貴様は馬鹿だ!!…大馬鹿者だ…。
自分の命の限界も分からないのか…!
勝機(しょうき)の無い戦いを何故続ける必要があった…!
何故…生きるための撤退の判断が出来なかった……?
貴様はいつもそうだ…己の身を滅ぼす事になろうと…構わず目の前の敵を攻撃する…。
……何を笑っている?貴様…死ぬ事を悔(く)いろ…。死ぬまで戦って…何故そんな顔が出来るんだ…?」
2700「ふふふ、君は相変わらずだな。
すぐに熱くなれるその魂は本当に羨ましいよ。
僕には無い事だからねぇ?
けれど、すぐに感情移入してしまうその感情は不要だな。殺さねばならない時にトドメをさすことを拒(こば)んでしまっては戦士とは呼べまい?
さぁ、君にとって僕は?大の攻撃対象だろう??何を拒む必要がある?さぁ、殺せ…殺せ。殺せ!!!」
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